高城静恵【天空の茶屋おばあちゃん】の場所はどこ?山形羽黒山?1300の階段?

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人物

毎日少しずつでも何かをコツコツと続けることが、いつか大きなことを成し得ることに繋がると思うのですが、長年続けることはそうそう出来るものではありませんよね。

しかも自分が高齢になっても何かを続けていくことは病気や加齢によって諦めざるを得ない場合もあります。

山形県の羽黒山の中腹にある茶屋は1300段もの階段を登らないと到達出来ない場所なのですが、そこの階段を登り続けて65年…茶屋の営業のために通い続けるおばあちゃんこと高城静恵さんがいました。

ただ、静恵さん自身も高齢であるため、引退することも考えているようなのですが、静恵さんに会うことを楽しみにしている登山客や提供している料理なども静恵さんの感覚が頼りのようで…まさに「後ろ髪をひかれる思い」とはこのことかもしれません。

今回はそんな茶屋に通い続けて65年の高城静恵さんと静恵さんが通う山形県羽黒山の茶屋について調べてまとめてみました。

 

 

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高城静恵【天空の茶屋おばあちゃん】の場所はどこ?山形羽黒山?1300の階段?

山形県鶴岡市にある2446段の石段を登って参拝する羽黒山ですが、その中ほどの1300段ほどに位置に参拝者を出迎える一見の茶屋があります。

その茶屋の名前は「二の坂茶屋」。家族で経営されておりますが、そこの茶屋には参拝者から愛される名物女将がいます。名前は高城静恵さん。御年なんと87歳。

二の坂茶屋の1日は朝は8時頃に静恵さんを含む家族が、食材を背負って石段を登ることから始まります。茶屋には電気がなく冷蔵庫が置けないので飲み物を冷やす保冷材も持っていかなければならず、茶屋に着いたらもち米を焚いて杵と臼で餅をつきます。自家製の餡子を作り、天草を煎じてところてんを作ったりと参拝者を迎えるにあたり準備をしていきます。夕方には店じまいをし、再び登ってきた階段を下っていきます。この日課を4月下旬から雪が降る前の11月上旬まで毎日行っていきます。

羽黒山の参道に石段が整備されたのは江戸前期。羽黒町手向にある高城家はこの二の坂茶屋をこれまで代々受け継いできた家なのです。そこに静恵さんが嫁いできたのは昭和32年の時でした。当時はまだ二の坂茶屋の他に一の坂と三の坂にも茶屋があり、山中は参拝客で溢れかえっていたのです。しかし時代が進み、羽黒山に有料道路が整備されると車で向かう人が増え、次第に石段を歩く人が減っていきました。他の茶屋も山頂の駐車場に新しく建てられていきました。

そこで高城家で今後どうしていくべきかを話し合ったそうです。しかし、「それでもやっぱりここ(二の坂茶屋)いい。」ということになったそう。お客さんにも「茶屋を楽しみにして来た」って言ってくれるのは嬉しいし、ありがたいこと、と静恵さんは話します。

 

山形・羽黒山の二の坂茶屋の情報


名前:二の坂茶屋

住所:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33

アクセス:JR鶴岡駅から羽黒山頂行きバスで40分、いでは文化記念館前下車
山形自動車道 庄内あさひICから車で30分、その後徒歩にて随神門より30分

電話:0235-62-4287

営業時期:4月下旬~11月上旬まで

営業時間:9時~15時

休日:期間中は無休(※風が強い日は休み)

→二の坂茶屋公式サイト(やまがた庄内観光サイト)

 

↑二の坂茶屋の外観

↑二の坂茶屋で一番人気の名物「力餅セット」

 

 

 

 

 

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