【鬼滅の刃 刀鍛冶の里編】甘露寺蜜璃が歌う「宮さん宮さん」は実在する?トコトンヤレ節の歌詞とは?

スポンサーリンク
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。冒頭画像はイメージ画像です。
アニメ

2022年2月13日で「鬼滅の刃 遊郭編」は終了しました。遊郭編は劇場版かと思わせるほどの映像美や音楽で感動した人も多いのではないでしょうか。

「鬼滅ロス」に嘆く人々も少なくない中、番組最後の「お知らせ」にて「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がアニメ化することが決定しました。時期の公表は未定でしたが、今後の情報にも注目が集まります。

 

さて漫画「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」では柱である時透無一郎と甘露寺蜜璃の活躍が見られます。その作中で刀鍛冶の里にて浴衣を着た恋柱の甘露寺蜜璃が歌を歌っているシーンがあります。この歌を蜜璃ちゃんがどんな風に歌うのかも気になりますが、「聞いたことのない歌だなぁ…」と疑問に思ったので、今回は恋柱の甘露寺蜜璃が歌う謎の歌について調べてまとめてみました。

 

 

スポンサーリンク

 

 

漫画「鬼滅の刃」で甘露寺蜜璃が歌う「宮さん宮さん~♪」の歌は実在するの?

作中で甘露寺蜜璃が謎の歌を歌う場面は漫画「鬼滅の刃」12巻第101話「内緒話」になります。ページ数だと76ページ81ページになります。

蜜璃が玄弥(この時はまだ玄弥だと分からなかった)に声をかけたのに無視され、ワンワン泣きわめく蜜璃に対し炭治郎が「松茸ご飯が出るそうです」と言ったところ、ケロッと泣きやみ歌を歌い出すシーンです。

また、蜜璃が大量の食事を終えた後、禰豆子を可愛がる場面と玄弥のことを心配する場面においても禰豆子と手を繋ぎながら歌を歌っているシーンがあります。

この2つの場面で甘露寺蜜璃が歌っている歌ですが、「宮さん 宮さん お馬の前にひらひらするのは何じゃいな」「あれは朝敵 征伐せよとの 錦の御旗じゃ知らないか トコトンヤレ トンヤレナ」と歌っています。

聴いたことがない人の方が多いと思いますが、この歌は実在する歌です。2つの場面で分かれていますが元は一つの同じ歌です。

「宮さん宮さん」で始まるこの歌は1868年(慶応4年/明治元年)頃に作成された軍歌・行進曲なんだそうです。歌の歌詞にも出てきますが、「トコトンヤレ節」「トンヤレ節」とも言われるそうです。歴史上において日本初の軍歌とされているようです。主に戊辰戦争で歌われました。

 

 

スポンサーリンク

 

 

甘露寺密璃が歌う「宮さん宮さん」「トコトンヤレ節」の歌詞とは?

甘露寺蜜璃が歌う「宮さん宮さん」で始まる「トコトンヤレ節」は全部で6番までの歌詞があるようです。

1.宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのは何じやいな
トコトンヤレ、トンヤレナ
あれは朝敵征伐せよとの錦の御旗じや知らないか
トコトンヤレ、トンヤレナ

2.一天萬乗の帝王に手向ひすろ奴を
トコトンヤレ、トンヤレナ
覗ひ外さず、どんどん撃ち出す薩長土
トコトンヤレ、トンヤレナ

3.伏見、鳥羽、淀、橋本、葛葉の戰は
トコトンヤレ、トンヤレナ
薩土長肥の 薩土長肥の合ふたる手際ぢやないかいな
トコトンヤレ、トンヤレナ

4.音に聞えし關東武士どつちへ逃げたと問ふたれば
トコトンヤレ、トンヤレナ
城も氣慨も捨てて吾妻へ逃げたげな
トコトンヤレ、トンヤレナ

5.國を迫ふのも人を殺すも誰も本意ぢやないけれど
トコトンヤレ、トンヤレナ
薩長土の先手に手向ひする故に
トコトンヤレ、トンヤレナ

6.雨の降るよな鐵砲の玉の來る中に
トコトンヤレ、トンヤレナ
命惜まず魁するのも皆お主の爲め故ぢや
トコトンヤレ、トンヤレナ

甘露寺蜜璃が歌っているのは1番目の歌詞だけになりますが、実際は結構長い歌詞なのですね。

↓実際の音源と歌った感じがYoutubeにありました。気になる方は聴いてみて下さい。

 

「鬼滅の刃」で日本の歴史や文化を再び再発見することが出来そうですね。

 

追記(2023年2月3日)

いよいよ2023年4月から「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」が放送開始ということが発表されました!!その前に「遊郭編の決戦編」と「刀鍛冶の里の第一話である上弦集結」を合わせた映画が2月3日から放映されました。

映画の「刀鍛冶の里編」では炭治郎が森の中で時透無一郎と小鉄君を見かける場面までになっていました。

気になる甘露寺蜜璃ちゃんのトコトンヤレ節の歌ですが…

残念ながら歌っていませんでした(泣)!!

編集や脚本上の都合なのでしょうかね…

蜜璃が玄也に無視されて落ち込んだ後に夕飯のメニューを炭治郎から聞いて、立ち直る場面では「フンフン♪」と鼻歌交じりの歌を歌っているだけだったと思います。

ですので蜜璃がトコトンヤレ節を歌っているのは漫画のみのオリジナルになります。作者の吾峠呼世晴さんの意図が少なからずあると思うので理由が気になるところではあります。

追記(2023年4月8日)

漫画「鬼滅の刃」で「なぜ恋柱甘露寺蜜璃がトコトンヤレ節を歌っているのか?」という謎ですが、理由が分かったかもしれません!!

実は「甘露寺家という家柄は歴史上実在した」ということで、しかも天皇家に仕える公家でその中でも高級貴族の家柄であるそうです。その歴史は古く、先祖は飛鳥時代から既に存在していたそうです。そして明治時代には大正天皇家の御学友という立場の華族、鬼滅の刃の舞台である大正時代では貴族として存在し、昭和においても昭和天皇に仕えるなど常に天皇に近い存在でした。

ですので、甘露寺蜜璃が天皇に近しい華族や高級貴族であれば、戊辰戦争で歌われた「トコトンヤレ節」を知っていても不自然ではない…ということが考えられます。

作者の吾峠呼世晴さんもこの辺の歴史の史実に基づいてトコトンヤレ節を歌わせている場面を描いているのかも…という考察が出来ますよね。

 

 

 

 

 

コメント

  1. 微分してゼロ最高峰 より:

    鬼滅の刃といえば島根県安来市に刀で真っ二つに割ったような大岩があるそうだが、それに輪をかけてその地域にある元プロテリアルの博士の材料物理数学再武装が昨今の人工知能によるアルゴリズム革命ブームで脚光を浴びているようだ。

  2. 名古屋ものづくり関係 より:

    プロテリアル製の高性能特殊鋼SLD-MAGICの発明者の方ですね。うちでもよく使っております。

error: コピー出来ません
タイトルとURLをコピーしました