「鬼滅の刃 無限列車編」にて日本歴代興行成績トップを塗り替え、社会現象となったアニメ鬼滅の刃ですが、ついに2021年秋冬に続編の「遊郭編」が放送されます。
この遊郭編においても激しい戦闘シーンが繰り広げられます。炭治郎たちは一時かなり不利な状況に追い込まれますが、最後まで諦めず戦い抜きます。そして何とか勝利を勝ち取りましたが、妓夫太郎による血鎌の毒に苦しめられます。しかし禰豆子の血気術によって毒が分解され解毒されました。
かなり激しい戦闘であったため炭治郎たちはその後意識不明の重体となり、炭治郎は2か月もの間意識が戻りませんでした。また嘴平伊之助は「毒が身体に回ってしまったことで呼吸による止血が遅れてしまい、一時危ない状態であった」ことが後に明らかにされいます。
炭治郎の意識が回復した後みんなが集まり、そこで蝶屋敷3人娘のうちの一人である寺内きよちゃんから動物図鑑を見せられ、「伊之助さんはこれと同じだって、しのぶ様が言ってました」と話します。
その動物が「ミツアナグマ」という外国のイタチであると明かしています。胡蝶しのぶに「伊之助とミツアナグマが似ている」と揶揄されてされてしまった伊之助ですが、今回ミツアナグマとはどのような動物なのか、伊之助と似ている点とはどのようなところなのか、気になったので調べてまとめてみました。
ミツアナグマってどんな動物なの??
国内では東山動植物園に2匹しかいないラーテル。実は現在アニメ放送中の大人気漫画、『鬼滅の刃』にも単行本12巻の1コマだけ ミツアナグマ の名前で登場しました!#ラーテル #東山動植物園 pic.twitter.com/70vkmCP8Rg
— まりもっ (@marimo_tokiiro) September 7, 2019
漫画/アニメ「鬼滅の刃」では、「ミツアナアグマ」という外国のイタチということで紹介されているが、別名を「ラーテル」という呼び名も持ち合わせている。ちなみにミツアナグマは和名です。
イタチ科ラーテル属の雑食性哺乳類で体長70~80cm前後の動物で、体重は7~13kgほどになります。外見はアナグマに似て胴が太く、短く四肢が太いのが特徴です。頭部から尾にかけて白い被毛で覆われており、他の部分は黒色のツートンのカラーの体色です。
実はこのミツアナグマ(ラーテル)は、サバンナで最も恐れられる動物であると言われています。どのくらい恐れられているかというと、百獣の王と呼ばれるライオンや、地上最大の動物であるアフリカゾウすら避けて通るほどであるとか。実際、世界で最も恐れ知らずの動物として、ラーテルはギネスブックにも載っていのです。
ミツアナグマ(ラーテル)の生息地は中央アジアからアフリカ大陸などの温暖な地域に生息しています。熱帯から亜熱帯にかけての森林や草原、サバンナや藪地、岩の多い丘陵地帯など比較的あらゆる環境に適応して生きていける動物です。エチオピアでは標高4000m程の高地でも生息しています。
そしてミツアナグマ(ラーテル)の性格についてですが、その可愛らしい外見とは真逆で怖いもの知らずで強暴です。自分よりもはるかに大きなアフリカスイギュウだけでなく、ライオンやコブラなどの獰猛な生物にも恐れずに果敢に挑みます。たとえハイエナ3匹に囲まれても、鋭い牙をむき出しにして威嚇し立ち向かう負けん気の強さです。その姿勢は伊之助にも通じるところがありますよね。
ミツアナグマは最強!?毒が効かないって本当??その特徴と伊之助との共通点とは?
獰猛な生物や大型動物さえ警戒するミツアナグマ(ラーテル)ですが、ミツアナグマの特徴についてまとめてみました。
分厚い皮膚と毛皮で身を守る
ミツアナグマ(ラーテル)の皮膚はブヨブヨとしていて、かつ伸縮性があり分厚く硬く、猛獣の爪や牙を簡単に通すことは出来ないのです。この分厚い鎧のような皮膚があるために、ライオンなどの大きな肉食獣であったとしても互角の戦いが出来るのです。これは漫画「鬼滅の刃」でも記載されていますよね。
蛇の毒を分解する体質を持つ
ミツアナグマ(ラーテル)はコブラ科の蛇が持っている神経毒に対して強い耐性を持っています。たとえコブラに嚙まれたとしても一時的に動けなくなるだけなんだそうです。
漫画「鬼滅の刃」ではこの毒の効きにくさも伊之助と似通っています。同時に薬も効きにくい体質であるあことがアオイによって明らかにされていましたね。
強力な顎と鋭い爪を持つ
ミツアナグマ(ラーテル)は強力な顎と大きく発達した鉤爪を持っています。ライオンやハイエナがいない砂漠地帯では生態系ピラミッドの頂点に君臨しているのです。
強烈な臭いを放つ臭腺がある
ミツアナグマ(ラーテル)はスカンクと同様に、肛門の近くに臭腺を持っています。威嚇の時に臭腺から出される強烈な臭いは一度付いてしまうと一週間は取れないと言われてます。
ラーテルの見た目は白色と黒色に分かれているのは、敵に対してスカンクをイメージさせるようになっています。これはスカンクと同じ白黒の縞模様を見ると敵の動物は「臭いの強烈な液体を出す」と認識しているとされます。これでも敵を遠ざけようとしているのですね。
さて、ミツアナグマについていかがでしたでしょうか??
山育ちの伊之助の強さはミツアナグマを参考にしたのかもしれませんね。「鬼滅の刃 遊郭編」でも炭治郎をはじめ、伊之助、善逸、宇随天元の活躍が楽しみですね。
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