社会現象となっている「鬼滅の刃」。連載は終了し、単行本は2020年の年末で23巻発売にて話が完結しましたが、アニメ放送の方はまだ半分も終了していないため、今後も私たちに楽しみと話題を提供してくれることが期待されます。
さて、「鬼滅の刃」は今後中盤から後半に向けて、重要人物である継國縁壱が回想や記憶で出てくるようになります。彼もまた家族を鬼に殺され、双子の兄である厳勝(後の黒死牟)との数奇な運命も明かされることになります。そして2人が最後に出会った際、縁壱がまだ幼い時に兄からもらった手作りの笛を懐に大事に忍ばせていたことが判明します。
鬼となり黒死牟となっていた厳勝は複雑な気持ちになったものの、それを見て涙を流すのですが、その時笛が入っていた袋が梅の柄の袋でした。
「何か見たことあるな…?」と思ったら、これは縁壱の妻であった「うた」の着物とよく似ています。
今回はこの笛の袋が”うた”の着ていた着物であるのか、また”うた”が登場する際は必ず梅の柄の着物を着ていることから、何らかの意味があるのかも調べてまとめてみました。
縁壱(よりいち)が持つ笛の袋は妻うたの着物?
⚠️鬼滅の刃186話ネタバレ
あの……笛を入れてた袋がうたさんと同じ柄だけど桃色なのって生まれてくる子供用に夫婦で用意してた着物だったりしますか………………?辛い……
変色してこの色になることは多分ないよね……
縁壱さんお辛い…… pic.twitter.com/RMp29bK2RZ— やこ (@fgo_mikagura) December 9, 2019
元々は幼少の頃に兄の厳勝からもらった笛を大事に懐に仕舞い込んでいた縁壱。それは老いた縁壱と鬼となった厳勝(=黒死牟)が最後に戦った時に明らかとなりました。
80歳を超えていた縁壱でしたが、黒死牟をあと一歩というところまで追いつめます。しかし、縁壱は最後の最後で力尽きてしまったのです。
縁壱に対して嫉妬や嫌悪感を抱き続けていた黒死牟(厳勝)は憎しみのあまり、縁壱の亡きがらを切り刻むのでした。
そこに現れたのが、かつて兄厳勝からもらった笛だったのです。笛は身体と共に切られてしまいましたが、梅と長方形のような形の柄の袋に入れてありました。
色こそ異なりますが柄は”うた”の着物と一緒ですね。漫画では解説こそありませんが、亡くなった妻の形見として作り変え、持ち歩いていた可能性が高そうです。
縁壱の妻の”うた”がいつも梅の柄の着物を着ている理由とは??
厳勝から貰った竹笛をうたの着物地で包んでいたのか😭
もう、鬼滅はこういうとこ、いちいち細かくて
本当に好き😭😭😭#全てに泣ける
また1巻から21巻まで読み直す#5ターン目 pic.twitter.com/jOhMQpvyQ5— yu-ko (@AKazu0807) July 7, 2020
縁壱の妻の”うた”は初めて縁壱と出会った時から、鬼に子供共に殺されてしまう時までずっと梅柄の着物を着ています。
これには何か意味があるのでしょうか。調べてみました。
梅にはまず次のような意味があるそうです。
・高潔(心が気高くて清らかなこと)
・忠実(藤原道長の飛梅伝説から名付けれました)
・不屈の精神・忍耐(梅は桜より早い、2月頃に咲きます。寒い時期を待ちながら咲くイメージから名付けられました。)
梅(産め)には安産祈願の意味合いもあった!?
おはようございます。弥生となりました今朝の京都市内は雨。写真は梅宮大社です。本日はこちらで『梅・産祭』が行われます。そして、東寺、随心院では市がひらかれます。お天気が心配ですね。 #京都 #kyoto #梅 pic.twitter.com/ELK78mye04
— 京都五感処-京都Loversフォーラム- (@Kyoto_Lovers) February 28, 2015
子どもの欲しい女性や妊娠中の女性はここに参拝に行くと良いかもしれませんね。
梅の花言葉にピッタリな縁壱の妻の”うた”。幼い頃に家族を亡くし、その後縁壱と一緒に暮らしながら幸せに暮らすことだけを夢見ていたはずなのに、それすらも叶うことがなく鬼に襲撃されてしまいました。
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