いよいよ「鬼滅の刃」シーズン2である「遊郭編」が放送開始となりました。初回は1時間スペシャルということで無限列車後から遊郭編へと繋ぐ放送回となりました。「鬼滅の刃」は原作の漫画をベースにしながらも追加やアレンジがあったりして、それを見つけるのも楽しみのひとつでもありますよね。
第1回目も原作にはない追加のシーンが多く見られましたが、シーンの追加ではなく原作とは異なる季節で描かれていることに気が付きました。かなりマニアックかもしれませんが、原作である漫画「鬼滅の刃」を読み込んでいたりする人は気付いた方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの「鬼滅の刃」の原作とアニメの季節の相違について、気になったので調べてまとめてみました。
鬼滅の刃【遊郭編】原作の季節は夏でアニメは秋になってる!?
ついに放送開始となって「遊郭編」ですが、第1回目放送の1時間スペシャルを見て「あれ??何か原作と違うな」と思ったところがありました。
それは「遊郭編」へのスタートとなる「人攫い」の話において、アオイたちが音柱である宇随天元によって遊郭へと連れ去られようとする場面です。原作の漫画だと、宇随がアオイたちを連れ去る場面背景に紫陽花の花が満開に咲いているのが分かります。
引用元：鬼滅の刃 第8巻より
紫陽花が満開に咲く時期と言えば、6月から7月頃ですよね。ちょうど梅雨の時期になります。
対してアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」では紫陽花の花は一切咲いておらず、葉っぱのみになっています。加えて炭治郎たちが「自分たちが代わりに遊郭へ行く!!」と決意する場面においてカッコよく善逸と伊之助が登場するのですが、そこでも何やらハラハラ葉っぱが舞っている場面があります。これは枯れ葉ですよね。アニメ版での背景を見ていると分かるのですが、木々が紅葉しているような雰囲気が伺えます。このことから季節は完全に秋ということになります。紅葉の時期となると恐らく10月後半から11月くらいであると推定出来るのではないでしょうか。
引用元：アニメ「鬼滅の刃」©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
引用元：アニメ「鬼滅の刃」©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
鬼滅の刃【遊郭編】原作とアニメで季節の違いがあるは何故??考察してみた
原作とアニメ版では季節が異なることが判明しましたが、「それは何故??」ということが疑問に残ります。（ここからは完全に憶測です）
単純に放送開始時期の季節と合わせた方が自然だから
これが一番に思い浮かびました。単純に「遊郭編」の放送開始時期が12月上旬であるため、夏というよりは秋の方が「季節としては違和感がないから」ということではないでしょうか。
原作の漫画では遊郭編は恐らく6,7月頃から8月の夏の時期であり、対してアニメの遊郭編は11月頃というのが濃厚であると言えそうです。
ということ考えると、単純に原作とアニメ版では約半年近くの時間差があるということになります。
今後の時系列をどう合わせていくのか??マンガの時系列を考察してみる
「原作とアニメで季節が異なる」となると、気になるのは今後の時系列です。
遊郭編の激しい戦闘の後、炭治郎は昏睡状態となり2か月もの間意識が戻りませんでした。
漫画「鬼滅の刃」では、昏睡状態から目覚めた後に「刀鍛冶の里編」へと話が繋がっています。この間特に期間が開いているような様子もなく、次の物語へ突入していることから、原作では刀鍛冶の里編は恐らく秋口である9月中か10月初め頃ということになります。そこでどのくらいの期間を刀鍛冶で過ごしているのかは明確にされていませんが、次の話である「柱稽古編」では炭治郎が柱たちの稽古を受けています。分かる範囲では恐らく1か月から2か月程度になると考えられます。
そして次に季節が分かるのが「無限城編」の直前の出来事である鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉との最初で最後の対峙になります。ここで産屋敷家の娘である”ひなき”と”にちか”が紙風船で遊びながら「ある歌」を歌っている場面があります。この歌は「ひとつとや」と言って、お正月に歌われる歌のようです。このことから、この時期は年末年始辺りであることが推測出来ます。そして無限城戦へと突入していきます。無惨を倒した後、数か月間療養し桜の咲く頃に最終回を迎えるという流れになっています。
これがアニメ版となると、どうなるのでしょうか??少なくとも「遊郭編」は秋の設定ということになりそうなので、次の「刀鍛冶の里編」は年が明けた2月か3月頃の時期になると考えられます。
今後ここからどのように時期設定をするのか注目していきたいと思います。
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