カモノハシはなぜ哺乳類?動物園はどこ?肉食で何を食べる?オスの爪には毒?

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生物

カモノハシって不思議な動物なんですよね。卵を産むのに哺乳類に分類されていますし、見た目はクチバシがあるので鳥のような見た目をしています。

今回はそんな不思議な生き物であるカモノハシについて「ノハシはなぜ哺乳類なのか?」「動物園で見るのであればどこの動物園?」「肉食で何を食べる?」「オスの爪には毒がある?」という数々の疑問を調べてまとめてみました。

 

 

 

 

カモノハシはどんな動物?なぜ哺乳類なの?


カモのようなくちばし、分厚い茶褐色の毛皮、ビーバーのような平たい尻尾に、水かきのある4本の足。見た目はモグラとアヒルを合体させたような動物です。実際に鳥類、哺乳類、そして爬虫類の特徴を合わせ持つ、地球上でもオーストラリアにしか生息していないめずらしい動物です。全長は43~50cmほどで、重さは700g~2.4kgほど。寿命は約17年程度。川や水辺に生息していますが、オーストラリア全域に生息しているわけではなく、オーストラリア東部のみにしかいない。

特徴的な平たい尻尾は水中で後肢と一緒に舵の働きをすると共に、潜水するときや水面に浮上するときに使われます。前肢は泳ぐときにオールの役目を果たします。平たい尻尾と水かきのある四肢を使うことによって水中を上手に泳ぎながら獲物を捕らえるのに役立っているのです。また。冬場の寒い時期には脂肪を蓄える役割もあるようです。

カモノハシが卵を産むにも関らず、なぜ哺乳類に分類されるのでしょうか??それは卵で生まれた後に産んだ母親の母乳で育てるからです。鳥類と同じく卵で生まれるにも関らず、その後なぜか乳で育てるというところが明らかに鳥類と異なりますよね。しかも、カモノハシに限っては他の哺乳類と異なり、母乳が出る乳腺が発達していないため、腹部から汗が滲み出るような形で子供に母乳を与えるということです。

ハイブリットな生き物!!カモノハシの主な特徴

・哺乳類としての特徴…他の哺乳類とは異なり、乳首や乳房はないが腹部から汗が滲み出るような形で母乳が出る。生まれた子供はそれを舐めて育つ。

・鳥類としての特徴…卵で子供を産む。また、「総排出腔」という鳥類や爬虫類、魚類に見られる、排泄物(尿道、生殖器、肛門)を出す器官が同じ穴であること(人間を含む哺乳類には別々になっている)。

・爬虫類としての特徴…オスに限っては後ろ足に毒を持っている。哺乳類や鳥類で毒を持つ動物は珍しい。

これらのことから、カモノハシは原始的な哺乳類ということになります。専門用語で言うと「単孔類(たんこうるい)」という哺乳類の中の種類の1つになります。分類されるカモノハシ目にはハリモグラ科とカモノハシ科の2科3属6種があります。先述した通り、肛門と尿道口が分離しておらず単一の総排出腔を持つことからこの名前が付けられています。

 

カモノハシを見てみたい!!動物園ならどこで見ることが出来る?日本にいない理由は?

とても興味深い不思議な哺乳類であるカモノハシですが、「実際見てみたい!!」と思う方もいらっしゃると思います。しかしながら結論から言うと日本国内で生きたカモノハシを見ることは出来ません。恐らく今後も難しいと思われます。理由はオーストラリア政府に大事に保護されている上、長距離の移動にとても弱く、海外の動物園まで運ぶのはとても難しいからです。他のオーストラリアで有名な動物であるコアラやウォンバッド、カンガルーなどは国内の動物園で見ることは出来てもカモノハシだけは特別のようです。

どうしても見たい場合はオーストラリアに行って見るしかないようです。

 

カモノハシのオスの爪には毒がある?

オスのカモノハシの後ろ足には、長さ15mmほどの小さい蹴爪が生えていて、ここから毒を出します。 人間が死ぬことはないようですが、刺されるとかなり痛いそうです。 犬などの動物であれば死に至らしめることの出来るくらいの強さがあります。オスのみしかないのもオス同士のケンカで使われるためです。

 

カモノハシは肉食で何を食べる?特徴的なクチバシにも秘密が!!

カモノハシは肉食動物になります。水陸両用であるため、水の中ではエビや貝、魚などを探して食べ、陸上では昆虫も食べます。

 

カモノハシのクチバシは鳥のように固くなく、肉質でぶよぶよしています。 しかし、その下にはしっかりと骨があります。 このクチバシはエサを食べるのにはなくてはならないものです。 まず、嘴は川底の砂利などをどけて、隠れた獲物を見つけるのに役立ちます。

カモノハシの嘴は、縞状に並ぶ4万個近くの電気センサーで覆われており、これが餌の場所を突き止めるのに役立っている。 すべての動物は、神経や筋肉の活動のために電場を生み出している。 カモノハシは川底を嘴で掘り、電気センサーでそのわずかな電流を感知する。

カモノハシは餌を探すための電気感覚が鋭くなり、歯を失った-。

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