オオズワイガニが大量発生!茹で方や食べ方は?味や旬はいつ?

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生物

昨年から北海道で大量発生しているオオズワイガニですが、大量に水揚げされることで手に入りやすく、価格もお手頃ということで北海道だけでなく全国でもオオズワイガニが手に入りやすい状態が続いているということです。

今回はそんな大量発生しているオオズワイガニについて、茹で方や食べ方はどうすれば良いのか?味や旬はいつなのか?を気になったので調べてまとめてみました。

 

 

 

 

オオズワイガニが大量発生!!茹で方や食べ方は?味や旬はいつ?

「オオズワイガニ」は名前の通りズワイガニの仲間です。1924年頃カナダの太平洋側のブリテッシュコロンビア沖から採集された標本を元に種が認められました。

生息水深はズワイガニとほぼ同じで1980年代には北海道沿岸に突如大量に生息するようになり、1983年頃から漁獲の対象になりました。1984、1985年の漁獲量は100トン台でしたが、1986年には2300トンと一気に増加し翌年には1400トンを記録した。体色はズワイガニに似ていますが、ズワイガニに比べて足が太く短いのが特徴です。

1980年代のときもオオズワイガニの大量発生は原因不明で、1988年以降には姿を消しました。

漁師にとっては嫌われ者のオオズワイガニ

オオズワイガニは実は漁師にとっては嫌われ者なんだとか。2023年以前の大量発生する前はたまに網にかかる程度でしたが、大量発生以降は本来目的とするカレイやボタンエビが獲れないだけでなく、仕事道具である網も破られてしまうという被害が多く見受けられました。

2023年春から大量発生が見られ6月頃にはオオズワイガニの特売セールが地元で行われ、その頃にはメディアにも取り上げられたことで全国区でも知られるようになりました。9月に入りボタンエビ漁が始まってもオオズワイガニばかりが獲れる状況が続き、現在の春先になってもオオズワイガニが獲れる状況が続いており、漁師らにとっては本来の漁が行えず労力やコスト面で負担になっているようです。

「オオズワイガニがたくさん取れるならカニ漁をすれば良いのでは…?」と思う方もいるかもしれませんが、オオズワイガニという名前によらず獲れるカニは1匹200g前後のサイズが多いため、高価なボタンエビやケガニ、カレイなどと比べてもコストがとても低くなってしまうようで、労力の割には見合わないようです。また、自然環境下による大量発生のため、今後の見通しも立たないことも挙げられます。

嫌われ者から町の特産品へ!!オオズワイガニを食べて漁師さんを応援しよう!!

漁師にとっては嫌われ者のオオズワイガニですが、メディアに取り上げられたことで「日本中でカニを食べたい」という要望が多く寄せられたことで風向きが変わったようです。

高級品の本ズワイガニと比べるとオオズワイガニは小ぶりなので、「味はどうなの?」と思う方も多いかもしれませんが、味は毛ガニや本ズワイガニと負けないくらい美味しいようです。小ぶりではありますが実もちゃんとつまっており、スカスカだったり水っぽかったり…ということは少ないようです。カニみそも濃厚で他のカニと同様に美味しく召し上がることが可能です。

また、メスのカニは卵を持っている物も多いので、外子と内子を楽しむことが出来ます。

オオズワイガニの「ふんどし」部分をめくるとオレンジ色のつぶつぶがたくさん付いていますが。これが「外子」です。

「内子」は殻を割るとカニミソの横にひときわ鮮やかなオレンジ色のものが内子になります。濃厚が味わいを楽しむことが出来ます。

オオズワイガニの美味しい食べ方!!旬はあるの?

茹でる場合は3~4%の食塩水で茹でるようにして下さい。水1Lに対して食塩大さじ2杯程度です。くれぐれも普通の真水で茹でないようにして下さい。普通の水だと浸透圧の関係でうま味が外へ逃げてしまいます。沸騰した鍋にカニの甲羅を下にして入れて、再沸騰から15~20分ほど茹でます。

せいろやフライパンなどで蒸す場合は布やクッキングシートなどを敷いてその上に甲羅を下にしてカニを乗せて下さい。水を入れて蓋をし、火にかけて沸騰してから15分ほど蒸せば出来上がりです。蒸しの場合は味付けは不要です。

鍋に入れて食べる場合は汚れが気になる場合、ゆで汁を雑炊などに使いたい場合は茹でる前にカオオズワイガニの体表をブラシなどで軽く擦って汚れを落として下さい。

オオズワイガニの旬の時期は情報が得られませんでした。

 

 

 

 

 

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