ユリ根(百合根)がおがくずの中に入っているのはなぜ?

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野菜

スーパーや八百屋さんで野菜の「ゆり根」を時々見かけることがありますが、いつもおがくずに包まれたパックに埋まっている状態で販売されていますが、何故なのでしょうか??気になったので調べてまとめてみました。

 

 

 

 

ユリ根(百合根)がおがくずの中に入っているのはなぜ?

ゆり根は販売されている際におがくずに埋まっていることが見かけられますが、それはゆり根はとても繊細な野菜なんだそう。摩擦や打撲に弱く、乾燥にも弱いので野菜を傷めないためにおがくずに埋まった状態で販売されるのです。

おがくずは衝撃でゆり根が傷つくのを防いだり、適度な水分によって乾燥を防ぐ役割を果たしています。そのためおがくずと一緒に販売されているのです。長期保存の際はおがくずが乾燥しないよう、霧吹きなどで適度に水分を吹きかけて下さい。

おがくずに埋めたままだと鮮度が落ちにくく、2~3カ月ほど保存可能になります。使用する際は最初におがくずを払い、水で洗い流しましょう。ユリ根は水に弱い性質がありますので、洗い流す作業は調理直前に行ないます。

 

ゆり根はどんな野菜?

ゆり根はユリ科ユリ属の植物の球根の部分です。主にオニユリやヤマユリの球根が食用とされます。
ゆり根は高温多湿を嫌うため、北海道や東北地方などの冷涼な気候で栽培されます。植え付けてから収穫までに約3年かかるため、栽培に手間がかかります。
ゆり根は形が長く表面に鱗片状の皮が付いています。色は白や淡い黄色で、重さは100gから200g程度です。

ゆり根はホクホクとした食感とほろ苦い風味が特徴です。煮物や焼き物、揚げ物など、さまざまな料理に使われ、おせち料理にも欠かせない食材です。

ゆり根は、カリウムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。カリウムは血圧を下げる効果があり、マグネシウムは疲労回復や骨粗しょう症予防に効果があるとされています。

 

 

 

 

 

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