杉浦嘉信は杉浦味淋株式会社代表!!場所はどこ??三河みりん愛櫻購入方法は?

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人物

料理で「みりん(味醂)」と言えば日本を代表する調味料の一種で、日本料理には欠かせない調味料ですよね。

愛知県碧南市にあるみりん製造会社「杉浦味淋株式会社」の杉浦嘉信さんは現在三代目として自社のみりんを製造しています。

今でこそ成功をおさめた杉浦さんですが、ここに至るまで紆余曲折あっての杉浦味淋株式会社。一時は辞めることとも考えた嘉信さんでしたが、偶然か必然なのか祖父からの「古いメモ書き」から再起を決意する嘉信さん。

今回はそんな杉浦味淋株式会社三代目杉浦嘉信さんのみりん作りに再起をかけたお話と嘉信さんが手がけた三河みりん「愛櫻」の購入方法と会社の情報についてまとめてみました。

 

 

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杉浦嘉信は杉浦味淋株式会社代表!!現在に至るまでの物語とは??

最初は家業を継ぐ気など全くなかったが両親に説得され渋々承諾する

祖父の代から会社をやっているとなると「将来は自分の会社の稼業を継ごう!!」となりそうですが、嘉信さんの場合は全くそのような気がなかったそうです。

嘉信さんは3人兄弟の長男であったため、両親からすれば「家業を継ぐだろう…」と思われていたそうですが、本人は全くその気がなく東京の大学へ行った彼はそのまま東京の会社へ就職。実家には「東京で物流の勉強をすれば家業の役にも立つから!!」という理由で実家には説明していましたが、それは上辺だけの理由でした。

しかし就職してから3年が経過したところ、両親の必死の説得もあり家業を手伝うことを決意した嘉信さん。やがて正式に家業を継ぐことになったのですが…

ふたを開けてみれば実家の稼業は倒産寸前!!辞めるべきか悩んでいたころ…

両親の説得もありようやく家業の味醂製造を継ぐ決意をした嘉信さんですがその時には既に経営状態が悪く、1年後には大赤字となって多額の借金を抱える事態に。どうしてそのような事態になってしまったのか、というと

この会社を創業したのは、私の祖父です。でも40半ばで早世してしまって。

(中略)

その後、嘉信さんのお父さんが会社を継ぐことに。時代は高度成長期の真っ只中で、作れば売れる時代であった。しかし、競合他社とは異なり知名度や認知度の低かった杉浦味淋はやがて酒のディスカウントショップと提携して仕事をするようになるが、薄利多売が続き経営は次第に苦しいものになっていった。

そして三代目の嘉信さんが会社を継いだころにはどれだけ営業をかけても味も特徴もこだわりも強みもない当時の製品では、ほとんど買い手はみつからない…という状態になってしまっていた。

引用・参考元:気になるあの人「泣き祖父の”秘伝の書。黒き一滴をす。–杉浦味淋株式会社・杉浦嘉信”」

偶然か必然か…祖父の荷物整理で「秘伝のレシピ」を見つけ再起をかける決意をする

「もう、どうにもならない…自分にも守るべき家族がいる。」

このまま続けてもうまくいくか分からない。ここで看板を下ろすべきなのか…。

半ば諦め半分の気持ちで整理も兼ねて2階の倉庫を清掃していた時、嘉信さんは祖父が残したと思われる古いメモ書きを見つけたのです。そこには創業当時に使われていた独自の配合が書かれていたのです。

そのレシピを見た瞬間に嘉信さんの中で、会ったこともない祖父からのメッセージのような感じがして、「このメモに、もう一度懸けてみよう。」と再起を決意するのでした。

秘蔵レシピを元に原点に立ち返り個性を磨き販路を開拓

こうして嘉信さんは亡き祖父の思いと共に再起を決意しました。

どうせやるならとことんやる…祖父が残したメモを元に材料を見直すことに。

醸し文化の根付く三河の誇りを守るため、もち米と麹は三河さんのみを使用することに。

田植えからも携わるこだわりを見せた。

通常、一般的な本みりんは仕込みから絞りまでの期間が約3か月程度。夏を越してしまうと発酵が進み過ぎてしまうため、職人の多くは長期発酵を嫌う者が多いが嘉信さんはあえてそこに着目した。6か月寝かせ、そこからさらに1年…3年と長期発酵を試みた。

3年も寝かせるとみりんに雑味や苦みの元になる濁りの部分が増えるため、ろ過作業が大変になるがとにかく時間をかけて育てることにこだわった。これまでとは異なり少量しか生産することが出来ないが、全て手作業で自分の目に届く範囲でやれることが嬉しかった。

「じいさんもこうしていたものかな。」時折、会ったことのない祖父への思いを巡らすこともあるようです。

引用・参考元:気になるあの人「泣き祖父の”秘伝の書。黒き一滴をす。–杉浦味淋株式会社・杉浦嘉信”」

丹精込めた一品「古式三河仕込愛桜 純米本みりん」が誕生、新たな販路も拡大

嘉信さんは祖父の残した秘伝のレシピが転換点となり、今までの大量生産から材料にもこだわった丹精込めたみりん作りに趣を置きました。

こうして復刻させたのは「古式三河仕込愛桜 純正本みりん1年熟成/3年熟成」だった。琥珀色の上品な輝きが美しい1年熟成はメープルシロップのようなすっきりとした甘味が特徴。さらに3年熟成ともなると、その味わいはさらに奥深い。黒糖のような濃厚さがありながらも、コメ本来の素朴な余韻を感じられ、思わずうなってしまうほどであるという。

その独特の甘みは和食だけでなく、洋食屋和菓子へも販売の域を拡大しているようです。

これまでにない新たな調味料の味わいに多くの料理人たちがこぞって嘉信さんのみりんを求めているんだとか。

今後も嘉信さんの味りん作りへの情熱が止まらなそうです。

杉浦嘉信が社長の杉浦味淋株式会社の場所はどこ??


杉浦味淋株式会社

住所:愛知県碧南市弥生町4-9

TEL:0566-41-0919

<社歴>
大正13年 現在地愛知県碧南市で杉浦定次郎(嘉信さんの祖父)が創業
昭和16年 杉浦正彦(嘉信さんの父)が家督相続
昭和29年 現在の杉浦味淋醸造場が完成
平成15年 現代表である杉浦嘉信氏が代表取締役に就任

<杉浦嘉信【杉浦味淋株式会社】さんの公式SNS>

Twitter/Facebook/Instagram

 

杉浦嘉信【杉浦味淋株式会社】の手掛ける三河みりん「愛櫻」の購入方法は?

杉浦嘉信さんの手がけた純正本みりん古式三河仕込「愛桜」は専用のサイトで購入することが可能です。

オンラインショップで購入する→「愛櫻」杉浦味淋株式会社 公式ホームページ

 

↓楽天で購入も可能です

 

 

 

 

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