日本は超高齢化社会真っ只中であり、今後更なる高齢化の波が押し寄せてくることが予想されますが、その中でも「いかに健康寿命を延ばすか」が様々な問題を解決してくれるカギとなっています。
健康寿命というのはその名の通り、「健康でいられる期間=要介護状態ではない(介護を必要としない)期間」です。人の手を借りずに自分で自分のことを出来る状態というところでしょうか。そのような人たちが増えれば医療費や介護費の軽減、働き手の増加、医療・介護スタッフの不足の軽減等…様々な問題を解決することが可能になります。
さて今回はそんな一人のおじいさんが数々の病気を経験し、ベッドで寝ていることが多かった状態からミシンひとつで人生が激変したお話とおじいさんがミシンで作る人気の商品について気になったので調べてまとめてみました。
G3sewing(ソーイング)とは?簡単プロフィール!!
真剣に本を読む2人☺️
発売まであと2日です!#G3sewing本
『https://t.co/Sjaj5wHBQ3』 pic.twitter.com/qkJlDkn5K7
— G3sewing (@G3sewing) August 6, 2022
G3sewing(ソーイング)とは82歳で始めた元電気工事士のおじいさんの愛称
名前(愛称):G3sewing(ソーイング)
本名:齋藤 勝(さいとう まさる)
生年月日:1937(昭和12)年生まれ
居住地:三重県四日市市の小さな平家
やっていた仕事:電気工事士
所持資格:ラジオ・テレビジョン受信機修理技術者、詩吟講師、調理師免許
家族構成:工場長のG3(じーさん)と専務のB3(ばーさん)、三女で社長(ホームページのブログ管理、在庫管理、制作、事務を担当)のKikiさん、Kikiさんの息子さん(20歳)の会長(ツイッターでG3の作った作品を投稿しバズらせた)、他家族諸々…と支えられている
G3sewing(ソーイング)の名前の由来:三女のKikiさんが命名。G3がミシンで様々な小物をソーイングしていることから「G3sewing(ソーイング)」と名付けられた。
病気がちの老人がミシンとの出会いで活力を取り戻す
今でこそ充実した生活を送るG3ですが、それまでは波乱万丈の人生を送られていたようです。
電気工事士として自営業を営みながら成功と失敗を繰り返し、戦後の高度成長期を支えた世代でもあります。68歳からは病気がちになり、大腸憩室炎で大腸を半分切除。大動脈解離で生死をさまよい、鬱病や糖尿病も患いました。三女のkikiさんは「いつ訪れてもパジャマ姿でベッドに横たわっていて、半分死んでいたようだった」と以前のG3を振り返ります。
ミシンと出会うきっかけは三女のkikiさんが「お父さんに少しでも元気になって欲しい」という思いから、修理を依頼したことがきっかけでした。あっという間にミシンは修理され、そのミシンを見ているうちに「何か作りたいな…」という思いに駆られるようになったようで、聖書カバーやコースターなどを夢中で作成しました。G3はミシンを82歳で初めて操作してから、すぐに作った小物が売れた訳ではありませんでした。G3がベッドから起き上がり、夢中になれるものを見つけたのは良かったものの、小物を作るにはそれなりに材料をそろえなければなりませんしお金もかかります。そこでG3を含めた家族は負のループに陥ります。
G3が大量に小物を作る→G3から「出来たよ♪」コール→なんとか売れないかと考え、タグなどを付けて販売してみる→売れない…
材料費はかかるのに、売れない、でもG3は大量に嬉しそうに作る…ということで、最初は家族にあげていた小物も多く作ることで次第に「もういらないよ!!」となってしまう事態に…それでもG3は決して辞めることはせず、試行錯誤しながら様々な小物を作り続けたのでした。
→G3が悪戦苦闘しながらも決して諦めず、人気商品であるがま口バッグを作るまでの経緯
孫のツイッター投稿がきっかけで大バズリ!!注文が相次ぐ事態に!!
そんな状態を見かねたkikiさんの息子(G3の孫)がそんな状況をツイッターに投稿したところ、これが見事に大ヒット!!作業中の様子や出来上がったがま口バッグの画像を投稿すると注文が相次いだのです。G3は「あめりかんどりーむみたいや!」ととても喜びました。83歳にして生きがいを見つけたのです。
浴衣に似合うと思います。パート2
6月限定販売用。#がま口 #職人 #ハンドメイド #後期高齢者 #介護されない人生 #元電気工事士 #頑固じじい #モノづくり #高齢 #ミシン #洋裁 pic.twitter.com/C89gO48qla— G3sewing (@G3sewing) June 14, 2022
G3sewing(ソーイング)のがま口バッグの購入方法は?通販の値段や注文方法は?
お茶碗ポーチです!✨ #G3sewing pic.twitter.com/nNufmrnW4e
— G3sewing (@G3sewing) July 22, 2022
ひょんなことがきっかけでミシンにハマり、そこから人生が激変したG3。80代の老人が作ったものとは思えないレトロな小物がとても可愛く、見る目を楽しませてくれますよね。
さて、G3の作成したがま口バッグをはじめとする小物類を「私も欲しい!!」という方もいらっしゃると思います。
結論からいうと、がま口バッグは2021年4月分の予約の方の作成中(2022年8月現在)であるため、しばらくは新規の予約をストップしている状態のようです。手作りのため、どうしても限界があるようですが、欲しい方や気になる方は気長に待つのが良いようです。
また情報によると2022年秋頃に予約を再開するとの情報あり(※ホームページ上にて告知)。
そしてがま口・小物類・トートバッグ・がま口バッグ等の小物類は1~2か月に1回は即売会を行っているようです。公式ホームページやツイッターでの動きをチェックしておくことがおすすめです。
値段ですが人気のがま口バックは8800円、お茶椀型ポーチは2750円だそうです。
G3sewing(ソーイング)の人生が本になった!!
そしてこの度、ミシンひとつで人生が激変したG3sewing(ソーイング)の人生が書籍化されました。紆余曲折あった人生でしたが、G3は「今が一番幸せ」と話します。
元電気工事士で手先の器用なG3でしたが、年老いて弱っていくG3の姿を見た家族の一言がきっかけで人生が変わります。その後も家族に手助けされながら成功していくストーリーは心温まるものがあります。気になる人はぜひ手に取って見て下さいね!!
コメント
私は、ピンク色が好きです、ピンク色の、がま口バック作って頂けますか?
がま口バックを、ピンク色で、作って頂けますか、わたしは、ピンク色が好きです。
コメントありがとうございます。
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