栗花落カナヲ【鬼滅の刃】が無口なのは生い立ちのせい!?童磨戦で感情を取り戻す!!

アニメ

劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」にて日本歴代興行成績トップを塗り替え、社会現象となったアニメ鬼滅の刃ですが、ついに2021年12月に続編の「遊郭編」が放送されます。

それぞれ個性的なキャラクターも魅力ですが、物語の進行と共にそれぞれの成長が見られるのも楽しみのひとつでもあります。各々成長していく過程の中でも栗花落カナヲは感情面での成長が著しく変化しましたよね。登場時より柱候補の一人として期待されるほどの実力の持ち主でありながらも、自分で考えて行動することが出来ずにいました。

しかし、物語の進行と共に少しずつ自身の感情を感じ取ることが出来るようになり、最終決戦となる無限城の闘いでは上弦の弐である童磨相手に自身の感情が爆発したことによって、本当の自分を取り戻すことが出来ました。その過程に心動かされる人も多かったのではないでしょうか。

今回はそんな栗花落カナヲの心の成長をまとめてみました。

 

 

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自分で考えて行動出来ない無口な栗花落カナヲ、原因は彼女の生い立ちにあった

初めて栗花落カナヲが登場したのは最終戦別でしたよね。生き残った隊士の中で唯一女性でした。不死川玄弥が案内の白髪の女の子を殴る場面においても、「我関せず」な態度が印象的であったのではないでしょうか。怖がるわけでもなく、心配するわけでもなくまさに無関心という感じでした。

引用元:鬼滅の刃 第2巻より

次に登場するのは那田蜘蛛山編の後片付けからの蝶屋敷、そして機能回復訓練でしたよね。

那田蜘蛛山編では鬼の禰豆子が攻撃してこないことを不思議に思いますが、「ただ鬼の首を切ればいい」という師範の言葉通り淡々と任務をこなしていました。

引用元:鬼滅の刃 第6巻より

そして炭治郎たちとの機能回復訓練を行います。柱候補性だけあって、とても優秀なカナヲ。そのため、始めは炭治郎たちも敵わないくらいの強さと俊敏性を持ち合わせていました。

しかし、そんな優秀なカナヲですが、最大の欠点がありました。それが「自分の気持ちを感じ取れず、考えることも出来ない、そして行動も出来ない」ということでした。特に鬼殺隊士であれば、これらはとても重要になります。

そのため、胡蝶姉妹からも「何も考えず、ただ鬼の首を切ればいい」としか言われていなかったのです。そもそも、胡蝶姉妹はカナヲが鬼殺隊士になること自体を反対していました。自分で考えることが出来ないからです。しかし、カナヲは胡蝶姉妹の鍛錬を見ているうちに自然と花の呼吸を習得していたのです。最終戦別にも胡蝶姉妹に相談することもなく独断で参加しています(しかしこれも後に自身の考えで動いていたことが明らかになります)。

「なぜカナヲは自分で考えることが出来ないのか?」ということですが、それは彼女の生い立ちにありました。過酷な生育環境であったため、感情を殺すことで自身の身を守ったのだと思われます。しかし胡蝶姉妹に救われてからそれが一気に欠点に傾いてしまったわけです。

引用元:鬼滅の刃 第7巻より

「自分の気持ちを感じ取って考える、そして行動する」ということが出来なければ、自分の気持ちを理解することもおろか、相手の気持ちを推測することも難しいでしょう。

カナヲが炭治郎との会話で「全部どうでもいいの」「だから自分で決められないの」と言ったのは親から虐待を受けた際に自身の心を閉ざしてしまったからであると思います。

引用元:鬼滅の刃第7巻より

炭治郎とのやり取りで自身の感情を感じ取るきっかけをもらう

しかし、そんなカナヲも炭治郎とのやり取りで変わるきっかけをもらいます。

それが炭治郎たちが機能回復訓練が終了し、次の無限列車の任務に出発する直前でした。

炭治郎から「どうして自分で決めないの?」「この世の中にどうでもいいなんてことはないと思うよ。」と助言を受けます。そして硬貨を投げて「表」が出たら「カナヲは心のままに生きる」という願掛けをします。「たとえ表が出てこなくても何度でも投げようと思った」という炭治郎の純粋な想いから、カナヲは炭治郎に「自分の気持ちを感じ取ることの重要性」を教えてもらったのです。

引用元:鬼滅の刃 第7巻より

 

炭治郎の言葉をきっかけに少しずつ変化していくカナヲ

カナヲは炭治郎のやり取りをきっかけに少しずつ自分の気持ちを感じ取ることが出来るようになっていきます。

遊郭編の「人攫い」の場面ではアオイたちが宇随天元に攫われるのを目の当たりにして、様々な思いが頭を駆け巡るも、炭治郎の「心のままに…」という言葉に突き動かされ、それを阻止しようとする行動が見られましたよね。

引用元:鬼滅の刃 第8巻より

熾烈な闘いであった「遊郭編」が終わった後、炭治郎は2か月もの間目を覚ますことはありませんでしたが、目を覚ました時、カナヲは持っていたお盆を落とす程驚いて涙を流して喜んでいまいした。

引用元:鬼滅の刃 12巻より

無限城の闘いの前では、師範である胡蝶しのぶを前に少しモジモジしながらも「もっと師範と稽古がしたいです」という思いを告げると、胡蝶しのぶが照れくさそうな嬉しそうな顔をしていたのが印象的でした。しのぶも「カナヲも随分自分の気持ちを言えるようになりましたね」とカナヲを評価していました。

引用元:鬼滅の刃 第より

そこでしのぶは上弦の弐である童磨戦での作戦会議をカナヲに伝達します。「自分が犠牲になって鬼に喰われることで、好機を作るから鬼の首を切ってほしい」ということをカナヲに託します。しかし、カナヲはそれを否定します。「一緒に戦えばよいのではないか」という提案をしますが、「そのような甘い考えは今すぐ捨てなさい」と厳しく一蹴されてしまいます。しかしそれは師範であるしのぶに生きていて欲しかったからなんですよね。胡蝶しのぶが評価した通り、当初の自分の気持ちを感じ取ることすら出来なかったカナヲに比べると、その成長ぶりが分かります。

引用元:鬼滅の刃 19巻より

童磨戦で師範を殺されたことにより怒りと悲しみが爆発、本当の自分を取り戻す

徐々に自分の心の声を感じ取り、気持ちや行動に表すことが出来るようになったカナヲ。

最終決戦となる無限城の戦いでは、師範である胡蝶しのぶを童磨によって殺されてしまいます。それを知ったカナヲは今までに感じたことのない怒りの感情に襲われます。

引用元:鬼滅の刃 第巻より

それまで少しずつでも自分の気持ちを感じ取り、行動出来ていたカナヲにとっては自身の感情が揺さぶられるくらいの衝撃であったと思われます。まるでそれまで抑え込んでいた自身の感情を取り戻すかのように気持ちが揺れ動きます。生まれて初めて「憎悪」という感覚を味わったのだと思います。

引用元:鬼滅の刃 巻より

童磨と対峙した時も「私は栗花落カナヲ…胡蝶カナエと胡蝶しのぶの妹だ」という言葉からも、胡蝶姉妹に引き取られてからずっと一緒に暮らしてきたことで、「本当の姉妹」のように思っていたことが分かりますよね。カナヲは「大切な人はずっと生きている」「一緒に家に帰りたかった」という無念さをにじませていました。

この時カナヲは師範を失った「憎悪と悲しみ」という感情に深く触れたのですね。カナヲは幼少期からずっと自身の感情を押し殺していました。しかし胡蝶姉妹に助けられ、隊士として活動する中で徐々にでも少しずつ自分の気持ちを感じ取り成長してきたからこそ、童磨が「人の感情というものを理解できない」「分かっているようなフリをしているだけ」ということに気が付いたのだと思います。童磨の上辺だけでヘラヘラしているような感覚も見抜いていました。童磨もそれを指摘されて図星であったのか、今までにないほど激高していましたよね。しかしそれも含めて童磨に喰われたしのぶの薬の効果が出るまでの時間稼ぎであったのです。

童磨の首を切った後のカナヲ

そして師範との約束通り、鬼の首を切ります。やり遂げたことによって今度は「悲しみ」の感情が一気にあふれ出し堰を切ったように泣きます。

カナヲが首を切った後、カナヲは片目が見えない中必死に髪飾りを探そうとします。

しのぶの髪飾りと自身の付けていた髪飾りです。カナヲが付けていた髪飾りは元はカナエの付けていた髪飾りであると思われます。そこでカナヲは泣きながら謝罪するんですよね。

カナエが殺された時は「泣く」ということが出来ず、ただ汗をかいて「どうしたら良いのか分からない状況」であった、と回想していましたよね。周囲はそれを責めたりしませんでしたが、過去の「泣けない自分」に対して自責の念にかわれていたのだと思います。

しかし成長したカナヲは大切な人を失ったことで憎しみや悲しみの感情を深く感じ、同時に「日々の何気ない日常がかけがえのないもの」であったことを深く感じ取ったのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。こうしてカナヲの経過を見てみると、改めて彼女の成長ぶりが分かりますよね。最初はまるで人形のようだったカナヲも炭治郎の言葉をきっかけに少しずつ成長を遂げて、最後は師範の敵を討つ形で鬼を討伐することが出来ました。ただ単に最初のカナヲのように感情なく鬼を討伐したわけではなく、深い悲しみや憎悪という当初のカナヲでは考えられないくらいの深い感情、本来の人間が持つ感情で敵を討ったのです。

アニメでは今後「遊郭編」以降が放送されますが、カナヲの成長ぶりもより表情豊かに見れること間違いありませんね。注目していきたいと思います。

 

 

 

 

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