シフォンケーキはなぜサラダ油?代用はオリーブオイルか米油?ノンオイル?

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食べ物

フワフワのシフォンケーキはとても美味しいですよね。買って食べてもいいですが、シフォンケーキの型を購入すれば自宅でも作ることが出来るお菓子としても知られています。

今回は「シフォンケーキにはなぜサラダ油を使うのか?代用はオリーブオイルかこめ油でも出来る?」「ノンオイルでも作れるものなの?」を調べてまとめてみました。

 

 

 

 

シフォンケーキはなぜサラダ油を使うの?

シフォンケーキと言えば多くの場合「サラダ油」を使うレシピが多いとされていますが、それはなぜなのでしょうか?

それはまさにシフォンケーキのあのフワフワした生地に答えが出ています。

・フワフワな食感に仕上がる
サラダ油は常温で液体であるため、生地内にまんべんなく行き渡ることでグルテンを滑らかにします。反対にグルテンは粘性のあるタンパク質で生地を繋ぎ合わせて膨らみを作る役割があります。しかしこのグルテンが強すぎると生地が固くなってしまい、フワフワな食感になりません。

サラダ油を使うことでほどよくグルテンの働きを抑制し、あのフォンケーキ特有のフワフワな食感に仕上げることができるのですね。

・膨らみを良くするため
サラダ油は生地に空気を取り込みやすくする効果があります。シフォンケーキは卵白を泡立ててメレンゲを作ることで生地内に空気を取り込みますが、サラダ油を加えることで更に多くの空気を含ませることが出来るのです。その結果シフォンケーキがより大きく膨らむのです。

・しっとりとした食感に仕上げるため
サラダ油は生地に油分を加えることで、しっとりとした食感に仕上げることができます。バターを使うとケーキに重みやコクが出ますが、サラダ油を使った場合より軽い食感になります。
確かにシフォンケーキってしっとりしてるのに食感が軽いですよね。それもサラダ油の効果ということなのですね。

 

シフォンケーキに使う油の代用はオリーブオイルかこめ油でも大丈夫?ノンオイルは?

シフォンケーキ作りにサラダ油が使われる理由は前述の通りですが、中には「サラダ油はあまり使いたくない…」「もっとヘルシーな質の良い油で作りたい」という方もいらっしゃると思います。そこでサラダ油だけでなく他の油でも代用可能であるのか調べてみました。

結論から述べるとシフォンケーキ作りにサラダ油の代用として「オリーブオイル」や「こめ油」を使用しても、膨らみ方や風味に影響が出ることはないようです。

・オリーブオイル
オリーブオイルには特有の香りがありますが、生地を混ぜて焼くことで香りは気にならなくなります。オリーブオイルを入れるメリットとしてはビタミンやポリフェノールを摂取出来ることが栄養面で良いとされています。

また「アマニ油」もここ数年の健康志向で取り扱われることが多くなってきました。アマニ油はオメガ3脂肪酸を含んでいるため、もちろん身体には良いのですが、シフォンケーキに使用するのは向いていません。理由としてはアマニ油は熱や光に弱く酸化しやすいのが特徴なので、焼きの工程があるシフォンケーキ作りには向かないようです。

・こめ油
最近注目されてきた「こめ油」でもシフォンケーキ作りは可能でくせがなくサラッと軽いのでシフォンケーキに向いているようです。

・太白ごま油

「太白ごま油」とはごまを煎らずに低温で圧搾したごま油のこと。ごま油特有の香りはないものの、ごま本来の旨味がしっかりと活きたごま油です。ビタミンEを多く含みながらコレステロールはゼロという健康志向の方にはオススメの油となっています。ここ数年ブームとなっている「台湾カステラ」も太白ごま油で作ることが多いので、フワフワの台湾カステラと同様にシフォンケーキ作りにも向いている油になります。

・ココナッツオイル
ココナッツオイルも何年か前にブームになりましたよね。ココナッツオイル特有の甘い香りもシフォンケーキには活かすことが出来ます。オイルが白く固まっている場合は湯銭で液体に戻してから使うようにして下さい。

・ノンオイル
シフォンケーキは油がなくても作ることは可能のようです。オイルの代わりとして牛乳や豆乳、水を入れるようですが意外にも水が一番パサつかないようです。気を付ける点としては卵の大きさで、M卵くらいがいいそうです。小さすぎると膨らみが悪く、大きいと空洞になってしまいます。メレンゲを混ぜる時に潰さないようにするのもポイントで、薄力粉でも良いですが製菓用の米粉だとしっかり膨らんでフワフワになるという情報もありました。

 

 

 

 

 

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