「宇宙開発ビジネス」は日本のみならず海外の大国も注目していますが、国内でもその開発と発展に野心を燃やす若者がいます。
岩谷圭介(いわや けいすけ)さんは風船を使って日本初の個人で宇宙撮影に成功した人物なのですが、岩谷さんは宇宙撮影だけでなく気球での有人宇宙旅行を目指している会社の社長でもあります。
今回はそんな宇宙撮影と気球での有人宇宙旅行も目指す岩谷圭介さんのことについて、気になったので調べてまとめてみました。
岩谷圭介【岩谷技研】のwiki(学歴・経歴)プロフィール!!
英語のテキストに出てきた岩谷圭介さん。
「やってみること」で1歩踏み出すハードルが下がる。そしてさらにやってみることができる。1文の重みがあって一気読みできない。まだ半分も読めてません。教科書はテストのための文章ではないと感じれた本。 pic.twitter.com/WdawTIvKiS
— 風味千賀子|フレスコボール🦌 (@kazamihc) May 30, 2022
名前:岩谷 圭介(いわや けいすけ)
生年月日:1986年4月(※年齢は2023年で満37歳)
出身地:福島県郡山市
居住地:北海道札幌市
学歴:福島県立安積高等学校卒業、北海道大学工学部卒業
職業・役員名:科学者・エンジニア・発明家、株式会社岩谷技研代表取締役
憧れの人物:バック・トゥー・ザ・フューチャーのドク博士
経歴:北海道大学の在学中に海外のニュース記事で”風船にカメラを付けて飛ばした”というニュースを見て、「自分もやってみよう」と挑戦したことがきっかけとなり、風船を使っての宇宙撮影を開始した。当時ネット上での情報もほとんどなく、また資金もなかったため100均や東急ハンズにあるもので制作を行った。失敗を繰り返しながらも機体制作から11号機で初めて宇宙の映像を撮影することに成功。現在においてもさまざまな撮影と回収に成功している。
培ってきた自身のノウハウをウェブサイト上で積極的に公開している。また、法令の遵守の必要性や許可証の取得なども説明し、法令を遵守した安全な打ち上げ方法を伝えている。
また、風船を使った撮影に感動した全国の教育機関や企業から講演依頼を受け、全国で講演活動を行っており学校やイベント・大学・研究機関や学会・美術館などで講演活動を行うなど幅広くしている。
2016年「株式会社岩谷技研」を設立する。
岩谷圭介【岩谷技研】の風船を使用した宇宙撮影とは?
北海道札幌市上空48000mから撮影した映像です。直径15mの風船を使用して撮影しています。成層圏と熱圏の境界である成層圏界面から撮影した宇宙と地球の映像です。
撮影に使用した機体は24号機。これまでより回転しない、そして長時間録画できるように改良を加えました。上昇中、落下中すべて映像に残りました。
撮影時間はおおよそ150分のロングフライト。落下の際には落下ポイントに事前に待機し回収しました。
引用元:Youtube
風船宇宙撮影の方法
風船を放つと上昇を続け高度30 kmから48 kmまで達します。この間ジェット気流などの影響で100 km以上流されることもあるとか。上昇に連れて外気圧の低下により、風船は数百倍にまで膨れ上がりやがて破裂する。その後ペイロードの落下が始まります。高度15,000メートル辺りからパラシュート等の減速装置が作動し、時速20km程度で地表または海面にゆっくりと落下します。その後発信機等を頼りに機体を探し出し、装置を回収することで映像を取得することが出来るのです。フライト所要時間は2〜3時間程度。
落下した機材が周辺に被害を与えず、回収が容易なことから東西に広い平地をロケーションに選んでおり、十勝平野をはじめ北海道や沖縄県宮古島市を撮影拠点としていることが多いそう。確かに住宅地などや都会では難しいですからね。落下地点は広々した場所が良いですよね。
岩谷圭介【岩谷技研】が目指す、気球で有人宇宙旅行計画とは⁉
気球で宇宙へGO!?
紀元前5000年頃の、
リエント・アール・クラウド王の時代を思い出す!?
→【地域で輝く】北海道発 岩谷技研の岩谷圭介さん(36)気球で気軽に宇宙旅行 https://t.co/oIiwzcF63H @Sankei_newsより
— Chaidron@緑玉角灯 (@EitatoF) January 10, 2023
そんな風船で宇宙撮影をしてきた岩谷圭介さんですが、今度は気球で人を乗せた宇宙旅行計画をなんと今年中に実行しようとしているところなんだとか。
宇宙開発スタートアップの岩谷技研(札幌市)は2023年2月21日、気球を使った“宇宙”遊覧の商用サービスを2024年3月までに始めると発表した。陸から気球を使って高度25kmに上昇し、その高さでしばらく滞在したのち、下降して海上のクルーザーに拾ってもらう約4時間の旅となる。サービス開始時の価格は1人約2000万円(税込み)を見込む。搭乗者は特別な訓練なしに乗れるといい、同日に第1期搭乗者の募集を開始した。「10年後にはサービス価格100万円台を目指す」(岩谷技研 代表取締役社長の岩谷圭介氏)という。
岩谷さんの気球での宇宙旅行計画は今年中に実施予定で、今後改良を進めていく中で更に料金を下げていくことで一般の人でも乗車することが可能にしてくことのことです。
気球での宇宙旅行と岩谷さんの活躍に今後も目が離せませんね!!