山下欽也【岩泉ホールディングス】wikiプロフィール!!学歴や経歴は?

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人物

「第三セクター」と言えば第一の公営でもなく、 第二の民営でもなく、 第三の半官半民の組織という位置付けで、全国に6000以上あると言われています。地方の活性化にも繋がるとの期待も大きい反面、経営破綻が相次いでいることもまた事実のようです。

そんな6000以上あるとも言われる第三セクターの中でも絶好調の企業があります。それは岩手県岩泉町にある岩泉ホールディングス、「岩泉乳業」と聞けばヨーグルトや牛乳で飲んだこともある人も多いと思います。90%が山林という山深い町で過疎化も進んでいるのですが、町と地域の酪農家が出資して作られたこの会社は乳製品を中心に展開されているだけでなく、地元の観光名所である鍾乳洞「龍泉洞」の水を使ったスキンケア用品の販売、道の駅やホテル運営も行うという多角的な展開を行い、地域になくてはならない存在にまでなっています。

今回はそんな成長し続ける第三セクター「岩泉ホールディングス」についてと現・社長である山下欽也氏について気になったので調べてまとめてみました。

 

 

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山下欽也【岩泉ホールディングス】wikiプロフィール!!学歴や経歴は?

名前:山下 欽也(やました きんや)

生年月日:1956年生まれ

出身地:岩手県岩泉

学歴:岩泉高校卒業、岩手県立六原農場(現・県立農業大学校)

職業:「岩泉ホールディングス」代表取締役社長。

経歴:地元JA勤務を経て、岩泉乳業に入社。売り上げ不振だった会社の存亡をかけ、主力製品をヨーグルトに転換。独特の味わいと食感の「岩泉ヨーグルト」をヒットさせた。以来、岩泉ならではのオンリーワン商品にこだわり、地域ブランド確立のため商品開発や販路開拓などを行っている。

 

大谷翔平も認めた!!「岩泉ヨーグルト」が誕生するまで

現在「岩泉乳業のヨーグルト」は全国的に見ても岩泉を代表する商品となっていますが、創業当初の2006年は牛乳が9割、残り1割がヨーグルトとコーヒー牛乳という牛乳販売がメインの商品構成となっていました。しかし、既に県内には乳業メーカーが多く、後発組の岩泉乳業はなかなか市場に入ることが難しく、価格面でも苦戦を強いられていました。

山下欽也氏が就任した2009年には累積赤字も膨らんでおり、牛乳メインでの今後の事業展開は厳しい状況となっていました。しかし、岩井乳業は地域の酪農家さんが株主であり、岩泉の酪農を将来的に発展させる側面も持っています。ここで事業を辞めてしまうと、酪農家さんの希望もなくなってしまうのではという声も社内からは上がっていました。
ただ、牛乳以外の商品と言ってもヨーグルトとコーヒー牛乳しかなかったので、必然的にヨーグルトを選択することになり、新たな主力商品として低温長時間発酵による「岩泉ヨーグルト」を開発しました。

同郷の大谷翔平も推薦するほどのヒット商品に

開発面では「おいしさ」を前面に出すために地元産の牛乳風味が残る原料乳の温度にこだわりを追及したことで、ちょうど良い温度帯と発酵時間、そしてヨーグルト作りに欠かせないヨーグルト菌の組み合わせに辿りつくことが出来たと言います。

そして出来上がった「岩泉ヨーグルト」は大手の乳業メーカーとの競合を避けて”隙間に入っていく”という戦略をとる形としました。競合の多いスーパーや量販店ではなく、県外のホテルや健康ランドで販売することにしたのです。ホテルであればバイキングなどで多くの人に食べてもらうことが出来ますし、実際に食べてもらえれば「おいしい、これはどこの商品?」と関心を持ってもらえると思ったからなんだそう。また健康ランドや日帰り温泉にも「飲むヨーグルト」として販売してもらえるよう置いていただけるようにしたそうです。

最初はホテルなどで「岩泉ヨーグルト」を知った顧客が通販で購入するようになり、次第に地元でも評価されるようになったと言います。お歳暮やお中元での利用も増えていきました。

2つのルートで口コミが広がっているくにつれて、店舗での販売を希望する声も挙がるようになり、店舗の販売も開始するようになったのです。県内のスーパーでも週末ごとに試食会を行うなどし、数年後には行列ができるほどファンが増えました。

そしてついには地元の大スターである野球の大谷選手も気に入るほどの商品にまで成長することが出来たのです。

 

 

 

 

 

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