3月31日(火)23時~23時30分フジテレビ系で「セブン・ルール」が放送される。
今回のセブン・ルールに登場する女性は「グローバル企業のエリート研究員から、山口県のいちご農家に転身した山中歩さん。」が紹介される。
なぜ彼女はエリート研究員からいちご農家へと転身したのか?
山中さんの経歴と山中さんが夫婦で大切に育てている、いちご農園や商品についても調べてまとめてみた。
山中歩【いちご農家】のプロフィールとこれまでの経歴
名前:山中 歩(やまなかあゆみ)
生年月日:1981年
出身地:大阪府
居住地:山口県岩国市
学歴:筑波大学大学院卒業
配偶者:有(夫:健生さん)
子ども:一男二女
山中さんは筑波大学大学院で植物病理学を学んでおり、卒業後は東京の農薬メーカーに就職していたが、入社早々に大きな矛盾を感じていたという。
夫の健生さんとの出会いは歩さんがまだ筑波大学にいた時に、仕事で来ていた健生さんと出会ったそう。農業について楽しそうに話す歩さんを通して、急激に農業への興味が湧いてきたんだとか。
健生さんはIT企業に就職していたものの、あまりやりがいを感じられずにいたという。
歩さん自身農家の出身ではなかったが、祖母が梨農家を営んでいた影響もあり「将来は農業をやりたい」と考えていた。
2人で話し合い将来的に農業をやることを考え、夫の健生さんが26歳の時に退職(歩さんは24歳)。農業を学ぶため山口県の就農支援制度を使用し2年間の農業研修を受けた。
その後就農する場所を夫健生さんの出身地である山口県岩国市由宇町に決め、いちご栽培を開始した。2009年に2人は結婚した。
しかし、最初から軌道に乗っていたわけではない。苗の3分の1が枯れてしまったり、納得のいくいちごの味にならずにクリスマスに予約が入っていた分を全てお断りしたり…と決して平坦な道のりではなかった。
それでも農業研修時代にお世話になった茨城県のいちご農家の方にアドバイスをもらうなどして夫婦二人三脚での試行錯誤は続いた。いちごは水と肥料の割合が違うだけでも味が大きく変わってしまうという。
イチゴ農園を始めてから今年で3年が経過し、「軌道に乗ってきた」と話す。
いちごの販売は主にハウスの近くで行われることが多い。山中さん夫妻も同様であるが、最近は「おいしいいイチゴが安い。」と自然と口コミが広がっているという。農家の場合、規格外品はどうしても出てしまうのだが、山中夫妻は正規品を1パック300gで500円とし規格外の小さいイチゴたちを1パック200円で販売したところ好評であったのだ。
山中夫妻のイチゴへのモットーは「肥料の使用を極力少なくすること」。「肥料を大量に使用しイチゴを大量生産することも出来るが、それは人間の都合だからイチゴ本来の味を十分に活かしたい。」と語る。
また「おいしいイチゴはこちらからPRしなくてもイチゴが勝手に営業してくれるんだよ。」と山中さん夫妻が農業研修時代に茨城県のイチゴ農家さんから聴いた言葉だという。
その言葉に感銘を受けた夫妻だが、本当にそうなんだとイチゴ栽培に手応えを感じているという。
いちごジェラートの販売も開始!!
イチゴ農園が軌道に乗ってきたが、農閑期(6月~11月)の収入も安定させる目的で、加工品としてジェラートの開発にも着手した。地産地消を目指し地域の酪農家や養蜂家と協力し合い、イチゴ・牛乳・蜂蜜のジェラートを3層構造にしてそれぞれの味が楽しめるよう工夫した。現在では道の駅や公式サイトで販売している。
→山中夫妻が作るイチゴとジェラートの購入(通販)はこちらから
山中夫妻が営むお店TARO(タロウ)はどこにあるの??
名称:TARO(タロウ)
所在地:〒740-1424 山口県岩国市由宇町港2-19
業務内容:イチゴの生産・販売・イチゴ狩り
収穫時期:12月中旬~5月末
営業時間:平日 11:00~16:00/日・祝 11:00~12:30
定休日:なし
ホームページ:山中夫妻が作るイチゴ農園のお店 TARO(タロウ)公式ホームページ
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