林郁夫は石原裕次郎を治療した?仮釈放は?稲富功が取調官?

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7月12日(木)21時からフジテレビにて
「シンソウ坂上」が2時間SPで放送され
る。今回は「直撃!シンソウ坂上SP【緊
急ドラマ!オウム終わらせた男】」が放
送される。これは先週のオウム真理教の
幹部らが死刑になったのを受けての特別
編である。番組内容は以下である。

オウム真理教が起こしたサリン事件の実
行犯で、唯一死刑判決にならなかった林
郁夫受刑者。その理由は、事件について
、オウムの実態について全てを告白し、
それが事件の全容解明へとつながったか
らであった。彼はなぜ教団の全てを明か
したのか?そこには取り調べを担当した
刑事が語った知られざる物語があった。
番組ではこの取調官への徹底取材を基に
本格ドラマ化(主演:渡辺いっけい)。

今回はなぜ、林郁夫氏がオウム真理教事件
の実行犯であるにも関わらず、死刑回避が
出来たのか、林郁夫氏の経歴と林氏の取調
べを担当し、見事事件の全容解明に導いた
稲冨功さんとの関わりについて調べてまと
めてみた。

 

 

 

<林郁夫の経歴!!石原裕次郎の治療も担当したことがある?>

 

 

名前:林 郁夫(はやし いくお)

生年月日:1947年1月23日(71歳)

出生地:東京都品川区

学歴:慶応義塾(中等部、高等学校、大学医学部卒)

医師である時の専門分野:心臓血管外科

職歴:元医師、オウム真理教の幹部

ホーリーネーム:クリシュナナンダ

ステージ:正悟師

判決:無期懲役

林郁夫氏は両親が医師、母親が薬剤師と
いう医療系の両親の元に生まれる。自身
も同じように医師の道を歩む。医師にな
ってからは、渡米するなどしていた。慶
応義塾大学病院に勤務していた時は心臓
外科の名医として石原裕次郎の手術を担
当するチームの一員でもあった。医師と
して癌患者などの終末期患者らと接する
うちに、「死」に対して熟考するように
なる。そこから宗教などの精神世界との
繋がりを求め始める。予防医学の重要さ
なども認識していた。患者に対し、ヨー
ガ、瞑想法、呼吸法などを紹介していた。
そして、1987年に書店で麻原彰晃が書い
た著書と出会い衝撃を受ける。自身の求
めていた考えと似ていることを感じ、次
第にのめり込んでいった。自身が務めて
いた当時の病院にも、オウムの治療法な
どを患者に行っていたため、トラブルも
発生していた。そして1990年1月に当時
勤務していた病院を退職。同年5月に妻、
子供達と共に一家4人で出家し、信者と
なった。出家の際、目黒に所有していた
マンションを売り払い、全財産である
8000万円と車2台を布施として寄付して
いる。

 

 

 

 

 

 

<出家後から地下鉄サリン事件の実行犯となり、逮捕に至るまで>

 

その後教団内では、医療の知識や技術を
持つことから医療系の部門を専門に担当
するようになる。その過程でオウムが猛
毒であるサリンを保有していることを知
る。やがて教団が犯す犯罪へと加担する
ようになる。犯罪を犯す信者の指紋消去
術、信者へ対する薬剤を使用した記憶の
操作術などを行っていた。1995年3月20
日地下鉄サリン事件の実行犯として千代
田線にサリンを散布した。地下鉄サリン
が起こる3日前の尊師通達で「正悟師」
へと昇格していた。その後逃亡するも、
後に警察によって逮捕される。

 

 

 

<林郁夫の取調官は稲富功が担当したことで自供した??>

 

逮捕後、当初は林郁夫氏は取り調べに対
し、「警察とオウム真理教の戦いだ」と
発言し断食をするなどの姿勢があった。
しかしその状況から一転し、やがて一連
のオウム事件の全てを自供することとな
った。林郁夫氏から全面的な自供を引き
出すことに成功したのは、警視庁の元捜
査員である稲富功さんであった。普通、
警察官と被疑者の間に関係性が作られる
ということは少ないかもしれない。しか
し、稲富さんはオウム問題に詳しい滝本
太郎弁護士の元を何度も来訪し、洗脳状
態にある信者に対する接し方などのアド
バイスを受けていたという。麻原彰晃の
名前を呼び捨てにしない、林郁夫氏のこ
とは「先生」と呼ぶなどとし、気さくに
話題を振ったという。しかし上層部から
「被疑者を先生とは何事か」と叱責を受
けるも、真摯な態度で取り調べをしたこ
とで林氏と信頼関係を徐々に構築。やが
て林氏自ら全面自供をするまでに至り、
オウム真理教の一連の事件が全て解明す
るにまで至った。

 

 

 

<林郁夫は自ら全面自供したことで、死刑を回避した??無期懲役判決で仮釈放はあるの??>

 

後にオウム事件において、実行犯であっ
た13人は全て死刑が確定されたが、林氏
だけは「無期懲役」が確定された。それ
はオウム真理教の事件がまだ詳しく解明
されていない段階から、自ら不利な状況
にあったとしても全面的に自供したこと
、オウム事件の捜査に協力的な点や公判
の中で自ら起こした罪に対し罪悪感や謝
罪の念を表したことにより、遺族や被害
者らが必ずしも死刑求刑を求めなかった
。検察側もこれらのことを鑑み、林氏の
自供が地下鉄サリン事件の全容解明に至
ったことが自首に相当するとし、死刑求
刑ではなく無期懲役を求刑した。検察側
が自発的に求刑を減刑することは極めて
異例の事態でもあった。

無期懲役の判決を受け、現在は千葉刑務
所に服役中であるようだが、おそらく仮
釈放なしの無期懲役であると考えられる。
理由は地下鉄サリン事件の他の4人の散布
役は全員死刑が確定し、その中でただ一
人死刑判決を免れた人物であるからだ。

 

 

 

 

 

 

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