国民の2人に1人は罹患の疑いがあるとされいてる歯周病。今や国民病とも言われる歯周病ですが、近年では虫歯になる人よりも歯周病にかかる人の方が圧倒的に増えている状況です。虫歯と異なり痛みを感じることが少ないため、歯茎が腫れていたり出血している程度ではあまり緊急性を感じにくいという点も発見が遅れる原因のひとつと言えるでしょう。
しかし、歯周病が進行してしまえば虫歯と同様に歯が抜けてしまいますし、最悪の場合は歯だけでなく他の場所や全身への疾患にまで及んでしまう一大事となってしまうため、決して楽観視は出来ません。
近年では虫歯と同じくらい歯周病治療が重要視されている昨今ですが、ここに来て画期的な治療方法が発表されたようです。
「ブルーラジカルP-01」という青い光で歯の治療をすることで歯周病菌をほぼ根絶することが出来る、という画期的な治療方法が注目を集めています。
今回はそんな「ブルーラジカルP-01」についてと神奈川県内で実際に治療を行っている歯科医院はどこなのか?を調べてまとめてみました。
ブルーラジカルP-01の歯周病治療とはどんな治療?
東北大発のベンチャー開発 世界初「歯周病」治療器 ブルーラジカル P-01と患者行動変容アプリ・ペリミルの販売開始 https://t.co/gXfPtEGdnT @PRTIMES_JPより
— なかっちょ (@nacazzo) June 5, 2024
ブルーラジカルP-01とはどんな治療?
ブルーラジカルP-01は東北大学の菅野太郎教授が開発した重度歯周病をターゲットとした非外科的治療器です。2021年に発売開始され、「歯周治療・歯周炎・歯周ポケットの殺菌・スケーリング」と厚生労働省の医療機器認定で認められた、初めての歯周病治療器として世界初の快挙を成し遂げました。
従来の歯周病治療では超音波治療や歯根削合などの外科処置が必要でしたが、「ブルーラジカルP-01」は超音波振動と青色レーザーを用いた治療法により、歯周病菌を99.99%殺菌し歯周組織の炎症を抑制することが出来ます。
ブルーラジカルP-01の特徴
前述の通り「ブルーラジカルP-01」は厚生労働省の医療機器認定を取得した安心・安全の機材になります。超音波振動と青色レーザーの相乗効果により歯周病菌を99.99%殺菌します。外科的治療を伴わないためメスを使う必要がなく、痛みや術後の腫れが少なく負担が軽いです（※施術時の麻酔は必要な場合があり）。1回の治療時間は約30分程度で殺菌効果は約3ヶ月間は持続します。現在はまだ保険適応外の治療であるため費用は1回の治療で1万円前後という情報もあれば、3～5万円程度かかると言う情報もありました。自由診療のため金額は各クリニックによってバラつきはあるようですが、分かり次第追記したいと思います。現在は自由診療ではあるものの、今後治療の拡大に伴って保険適応になる可能性も十分考えられるようです。
ブルーラジカルP-01の歯周病治療は神奈川県だとどこで出来る?
「ブルーラジカルP-01」は東北大学の菅野太郎教授が開発した、重度歯周病をターゲットとした非外科的治療器として現在注目を集めている新しい歯周病への治療方法になります。
最近発表されたばかりの新しい治療方法であるため、現時点で導入している歯科クリニックには限りがあります。しかし、今後の治療拡大に伴って「ブルーラジカルP-01」機器を取り入れる歯科クリニックは順次拡大していくものと考えられます。
また、治療費用においても通常の歯科治療で受けられる保険適用のものではなく、現時点では診療対象外自由診療となっています。治療を希望の方は自身が住む地域と治療を行っているクリニックの場所やかかる費用などを事前に調べてから行くようにして下さい。
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