ラカントがスースーする?ひんやりとジャリジャリ冷たい感じがするのはなぜ?

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食べ物

ラカントが入ったお菓子を食べると「冷たい感じがする」という感覚を持ったことのある人がいらっしゃるかもしれません。

ヒンヤリしみるような感覚を持つ人もいるので、何か理由があるのか?その調理法でも大丈夫なのか、気になったので調べてみました。

 

 

 

 

ラカントがスースーする?ひんやりとジャリジャリになり冷たい感じがするのはなぜ?

ラカントやエリスリトールなどの甘味料は冷感の作用がある

ラカントの中に含まれているエリスリトール(※)は冷たい感触を与える人工甘味料の一つです。ラカントの他にもアスパルテーム、キシリトール、エリスリトール、トレハロースなどは総称して「糖アルコール類」という甘味料で溶解が早いために清涼感があります。

※ラカントはラカンカエキス100%ではなく、エリスリトールなど別の底カロリー甘味料との混合物

エリスリトールが口の中で冷たく感じる主な理由はこの物質が溶解する際に熱を吸収する性質にあります。これは「エンドサーモック(吸熱反応)」過程で溶解する際に周囲から熱を吸収することで、口腔内で冷却感を引き起こします。この特性は、特に冷たい飲料や食品に使用された場合に顕著に感じられます。

ですので食べてヒンヤリと冷感があったとしても、それは異常ではないのですね。個人的にはラカントを使ったお菓子作りで、冷やした後のお菓子を食べた際に冷たいような歯に少ししみるような感覚がありました。

 

ラカントなどのエリスリトールを含む甘味料は冷やすと結晶化する

また、ラカントを入れたお菓子などを冷蔵庫で冷やした場合、食べた時に「ジャリジャリという食感がある」という声も多かったです。これもラカントの性質上、冷やすとラカントが結晶化するためであるとされています。

これらの対策として挙げられるのは、ラカントSの顆粒と液体を併用すると、”ザラつきと顆粒の溶け残りを防ぐ”ことが出来るようです。

また、もう一つの方法としてはザラつき防止とお菓子(スポンジケーキなど)を膨らませる必要のものは砂糖とラカントを混ぜて使うのが良いようです。ラカントに置きかえる目安としてはパンケーキであれば5割から全量、パウンドケーキやクッキーであれば3割から5割程度、スポンジケーキであれば1.5割から3割程度ということです。

これは砂糖には焼き菓子を「膨らませる作用」とラカントの「冷却後のジャリジャリ感を防ぐ」の2つの効果があります。

→ラカントでお菓子やパンが膨らまないのはなぜ?エリスリトールも同じ?

 

エリスリトールを含むラカントは低カロリーで糖類に似た甘味がありながら血糖値にほとんど影響を与えないため、糖尿病患者やカロリー制限をしている人に人気があります。しかし、お菓子作りではラカントを使用する場合、甘味以外の砂糖の持つ力がどうしても劣ってしまうため、そこは目的に応じて使い分けるようにしましょう。

 

 

 

 

 

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