4月3日(金)24時40分~25時9分台{4月4日(土)0時40分~1時9分}日テレで放送の「新・日本男児と中居」が放送予定であるが、今回は日本男児ゲストに「8年間毎日四川料理を食べる男」が登場するという。
今回登場するゲストの中川正道さんは8年間毎日四川料理を食べているという。四川料理は中華料理の中でも辛いことで有名である。中川さんは更なる辛さを求めて激辛に痺れを加えた新感覚を求め、自ら中国・四川まで訪れては調味料を調達しに行くのだという…。また、番組内では「シュワン」という異常な辛さと痺れを持つ激辛料理が登場するらしいのだが…。
今回は8年間毎日四川料理を食べる男中川正道さんと共に、「シュワン」という料理についても調べてまとめてみた。
中川正道【四川料理専門家】プロフィール
【イベントレポート】成都グルメガイド『涙を流し口から火をふく四川料理の旅』著者で、四川料理専門サイト『おいしい四川』主宰の中川正道さんが、全日本麻辣党を旗揚げ。100名の四川料理好きと、熱く辛く盛り上がったイベントレポートです。
pic.twitter.com/fCLwPAwrkhhttp://80c.jp/lovers/20161114-414.html— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) November 14, 2016
(画像右側)
名前:中川 正道(なかがわ まさみち)
生年月日:1978年
出身地:島根県松江市
現職:WEBデザイナー、グルメライター
前職:システムエンジニア
資格:中国政府公認資格6級、基本情報技術者氏試験
活動:麻辣連盟総裁、時色株式会社代表
2002年~2006年まで四川省に滞在。四川料理の虜になる。2012年には単身で四川省へ向かい、仲間と約200店舗もの四川料理を食べ歩いた。その経験を活かし「おいしい四川」というサイトを開設。2014年には日本初となる四川料理食べ歩きブック「涙を流して口から火をふく、四川料理の旅」を出版した。イベント開催も手掛けており、四川料理をメインとした「四川フェス」を開催し2日間で10万人を動員した。
中川正道さんが行っている活動のまとめ
中川正道さんが代表を勤める四川料理の魅力と食文化を伝える専門サイト
※コロナウィルスの影響により開催が延期しています。情報を随時確認して下さい。
異常な辛さと痺れの「シュワンヤンロウ」とは?
番組では「シュワン」という激辛に痺れを加えた、という何とも信じられないような料理が出てくる。この料理を調べてみたところ、「シュワンヤンロウ」という料理名が検索された。
この「シュワンヤンロウ」という料理は日本でいうところのしゃぶしゃぶに近い。ただ、シュワンヤンロウに関しては羊肉であるという点が日本と異なる。肉を薄くしてお湯にくぐらせるところは同じで、日本にも後のしゃぶしゃぶとして伝えられたとされる。
最も有力であるとされる説は中国で700年ほど前の元王朝を建国したモンゴル帝国第5代皇帝であるフビライが、中国大陸を統括するために北から南へと遠征。そこでふと「故郷の羊肉料理が食べたい」と部下に言ったものの、言われた部下も敵がすぐ目の前まで来ている最中に準備することが難しい状況であった。しかし「出来ません」とは言えず、急遽作った羊肉料理が”羊肉を薄く切って熱い鍋の湯でくぐらせる料理”」であったとされる。フビライはこの料理をとても気に入り何杯もおかわりし、後の戦いにおいても見事勝利を納めることができた。そしてフビライはこの縁起の良い食べ物を「シュワンヤンロウ」と名付けたとされている。
現在では中国の首都北京の名物料理のようだが、中国全土でチェーン店があるほどポピュラーなんだそう。羊肉料理は元はモンゴル料理であったようだが、中国への遠征の歴史を考えるとモンゴルから中国に伝わったことも十分考えられる。
シュワンヤンロウを見ていると火鍋に近いような感じであるが、香辛料は唐辛子、ナツメ、クコの実、花山椒、クミン、ナツメグ、クローブなど。番組では激辛料理のような感じであったので、もっと香辛料がたくさん使われているのであろう。
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