「TIARLUM(ティアラム)」トマトは南イタリアのプーリア州で栽培される特別な小粒トマト。イタリア料理店などで使用されていたものですが、最近では店舗や通販でも購入することが可能で家庭でも使用することが出来るようです。
今回は「幻の黄金トマト」と呼ばれる品種の「TIARLUM(ティアラム)」トマトについて調べてまとめてみました。
幻の黄金トマト「TIARLUM(ティアラム)」とは?
#テレビ東京 22:00~ #WBS (ワールドビジネスサテライト)HPに8/10(水)の番組の見どころとして当社の野菜種子事業が紹介されています。
幻の黄金トマト缶“#ティアラム” の国内展開に向けた、消費者を惹きつける新しい挑戦についてぜひご覧ください。#幻の黄金トマト #Tiarlumhttps://t.co/bdQ2fQnK9n pic.twitter.com/12wQWnlVsC— Mitsui & Co., Ltd. / 三井物産株式会社 (@mitsuiandco) August 10, 2022
ティアラムトマトは鮮やかな黄金色をしており、視覚的に非常に魅力的です。店先でもこのティアラムトマトを使用したピザをお客さんに提供すると、驚かれると共に美しいオレンジ色に喜ばれる人も多いようです。この色はトマトの成熟度と甘さを示す重要な指標でもあります。また、食することで”非常に甘みが強く酸味が少ないのが特徴”です。そのため”トマトの酸味が苦手”である方も楽しむことが出来ます。特に夏に収穫された果実はその甘さが際立ちます。フルーツのような甘さを持ち、生食でもそのまま美味しく食べられるのだとか(※缶で販売されているものは加工品です)。
通常の赤いトマトと比べると糖度が高く、うま味成分であるグルタミン酸も多く含まれていることが分かっています。
「TIARLUM(ティアラム)」は南イタリアのプーリア州の肥沃な土地で栽培される特別な小粒トマトであり、かつ一番おいしい夏の時期に収穫された果実のみを使用しています。「黄金のトマト」と言われる理由は、手摘みで収穫され収穫後3日以内に加工されることで新鮮さと風味を保っています。
大きさは小粒のトマトで日本でいうところのミニトマトの大きさ、品種だとアイコに近い形をしています。一般的に小さめの果実がごろごろと入っており、様々な料理に適しています。
トマトは世界中で品種改良が進められており、見た目だけでなく甘さ・リコピン含有量、加熱後の美味しさなど、様々な改良にて現在はトマトだけでも1万種もの種類があるとされています。
市場にはあまり出回らないため「幻のトマト」と呼ばれていますが、2022年9月に日本市場に初めて登場し、主に缶詰として販売されています。一部のスーパーでも販売されており、1缶400gで800円。販売当初は1日30缶の限定販売であったそうです。通常のトマト缶よりは高いですが、贈答用などで人気があるようです。
滑らかでジューシーな食感を持ち、果肉が柔らかく口当たりが良いです。もともと夏限定の生で食べられる糖度の高いトマトであるため、そこまで手を加える必要がないともされています。自宅では軽く火を入れて豆腐にかけたり、おじやに混ぜてリゾット風にして食べるなどがあります。また、高いペクチン含量により、加熱すると自然なとろみが出るため、ソースやスープに適しています。 その甘みと風味から、パスタソース、ピザソース、冷製スープなど、多様な料理に活用されています。添加物や塩分不使用のため、高級レストランから家庭料理まで幅広く利用され、多くのシェフや料理家に愛されています。
幻の黄金トマト「TIARLUM(ティアラム)」とは?どこに売ってる?販売店や通販は?
日本では主にオンラインストアで購入可能です。紀ノ国屋の公式オンラインストアやクイーンズ伊勢丹ネットショップ、楽天市場などで缶詰として販売されています。
ティアラムトマトはその独特の甘さ、美しい色合い、そして多様な料理への適応性から、特別な存在として認識されています。希少性と高品質により、料理愛好家やプロのシェフから高い評価を受けています。