世界で大人気のハリーポッターですが、第4弾は「ハリーポッターと炎のゴブレット」。
そこで登場するのが闇払いで魔法使いのマッドアイ・ムーディー先生。一見するとコワモテで近寄りにくい先生ですが、主人公であるハリーにとっては何かと友好的に接してくれます。
しかし、それには理由があって…実はマッドアイ・ムーディーは偽物でした。今回はそんなハリーポッターと炎のゴブレットを語る上で外せない重要人物のマッドアイムーディーについてと、彼がいつから偽物だったのか??というのを知らべてまとめてみました。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」のあらすじ
全世界で大人気のハリーポッターシリーズ第4弾の「ハリーポッターと炎のゴブレット」。ハリーたちも4年生になり思春期へと突入していきます。
さて「炎のゴブレット」の見どころは何といっても、「魔法学校対抗試合」ですよね!!ホグワーツ魔法魔術学校を含めたダームストラング魔法学校、ボーバトン魔法学校の3校が親善試合を行います。
そこで各校代表で各1名ずつ選出するにあたり、立候補制で「炎のゴブレット」に投票を行い、相応しい人物を炎のゴブレットが選出する…というものでした。
各校1名ずつ代表生徒をゴブレットが選出していくのですが、ボーバトン校からはフラーという少女、そして、ダームストラング校からはクラムという屈強な男性が選ばれます。そしてホグワーツ校からは生徒から人気の高いセドリックという男子生徒が選ばれました。
しかし、ここで思いも寄らない出来事が…何故かセドリックを選んだ後に炎のゴブレットが反応を示し、もう一枚紙が出てくるのです。ダンブルドア校長先生が名前を読み上げると「ハリーポッター」。周囲の生徒はどよめきます。それも当然、ハリーはまだ4年生なので学校の代表の選出条件には該当しないからです。
ハリー自身も当然困惑します。自分にとっては心当たりが全くないのにこんなことになるなんて…ハリーにとってはいいとばっちりで、このことが原因で周囲の生徒にからかわれたり、親友のロンにさえ「(代表になりたいなら)言ってくれればよかったのに…」などと言われてしまいます(その後誤解は解けた)。
しかし、それはハリーに向けられた巧妙に仕組まれた罠だったのです…
マッドアイ・ムーディー【炎のゴブレッド】はいつから偽物?
結論から言ってしまうと、闇払いのマッドアイ・ムーディー先生は最初から偽物です。赴任した時から既に入れ替わっていたのです。
これはハリーが宿敵であるヴォルデモード郷がいる墓場から、試合をしていた場所に再び戻って来た時偽物のマッドアイ・ムーディー先生に誰もいない場所へ連れていかれ殺されそうになるのですが、そこで「自分が偽物であること」を告白します。その偽物がバーティー・クラウチJr.というヴォルデモード郷の手下でした(ヴォルデモート卿の配下である死喰い人に堕ちており、その中でも厚い忠誠心を持つ危険人物)。本物のマッドアイ・ムーディー先生は縛られて魔法のトランクに閉じ込められていました(入れ替わるためにポリジュース薬を作らなければならない。そのために髪の毛が必要だから)。
ハリーは間一髪のところでダンブルドア、ミネルバ・マクゴナガル、セブルス・スネイプ先生らに助けられます。
要は偽物のマッドアイ・ムーディーはハリーをヴォルデモード郷の復活のために、首尾よく送り届けるために配置させられたスパイということになります。
学校対抗試合の代表として年齢が満たないのにハリーが選ばれたのも(炎のゴブレットに細工した)、難しい試験に突破出来るように助言したことも友好的に見えて全てはゴブレットのポートキーを掴ませて、ヴォルデモード郷のいる場所にハリーを送り込むための仕組まれた罠であった…ということです。
マッドアイ・ムーディー【炎のゴブレッド】の俳優・声優は誰が担当してる?
目ピク止まらん過ぎるし
私の事マッドアイ・ムーディー
って呼んでいいよ pic.twitter.com/6XZs97b8SF— #まぁちゃん🫧 (@_mchan1203) April 4, 2022
マッドアイ・ムーディー役をされている方はブレンダン・グリーソン(1955年3月29日生)というアイルランド・ダブリン出身の俳優さんです(日本語版声優は小林修さん※2011年に他界されています)。
俳優になる前は教師をしていたという異色の経歴の持ち主。教師をしながらも役者になりたかったようで、ロンドンの王立演劇学校で学びながら、ダブリンで俳優として舞台に立ってきました。やがてイングランドのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに数シーズン参加、34歳の時に映画出演を志してオーディションを受けて映画デビューを果たしたのです。
そんなブレンダン・グリーソンさんには 4人の子どもがおり、そのうちのドーナル・グリーソンとブリーエン・グリーソンもお父さんの影響を受けてか俳優をされています。
ちなみドナール・グリーソンさんはハリーポッターでロンの兄弟の長男であるビル・ウィーズリー役をされています。
あ!ハリポタではウィーズリー家長男ビルを演じていますが、実はマッドアイ・ムーディー役のブレンダン・グリーソンの息子です pic.twitter.com/07FL83yQ98
— キューカンバー (@q_quand8) June 25, 2021
実の親子で同じ映画に出演出来るって素敵ですよね。
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