棚原安子【山田西リトルウルフ】wiki(息子や夫)は?教え子や練習場所はどこ?

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スポーツ

“野球指導者”と聞くとどうしても男性を想像してしまうことが多いですが、大阪府吹田の地で少年野球指導者として50年もの間、女性野球指導者として活躍してきたシニアの方がいるのをご存じでしょうか。「山田西リトルウルフ」を率いる棚原安子さんという80代でも未だ現役の方です。

今回はそんな少年野球を長年指導してきた棚原安子さんについて気になったので調べてまとめてみました。

 

 

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棚原安子【山田西リトルウルフ】wiki(息子や夫)は?練習場所は?

名前:棚原 安子(たなはら やすこ)

生年月日:1940年1月31日(満83歳)

出身地:大阪府大阪市

家族構成:夫の棚田長一氏との間に4男1女の子供がいる

→「山田西リトルウルフ」公式ホームページ(各学年の練習場所等も記載されています)

最近だと、2022年9月16日に京セラドームでオリックスが開催する日本ハム戦で、棚原安子さんが始球式を務めています。チームの教え子にはオリックスのT-岡田外野手もおり、始球式にて再開を果たしている。幼少の頃の岡田選手をスカウトしたのも棚田さんだったのです。

ソフトボール選手として実業団でプレーした後、1972年に吹田市で夫と少年野球チーム「山田西リトルウルフ」を立ち上げる。以来、「おばちゃん」としてチームを率い、2016年には全国大会に出場。現在も自らノックバット片手にグラウンドを駆け回る。その独特の指導哲学とお金をかけない運営方針が評判を呼び、メンバーは最盛期で約200名、現在も約140名と大盛況。電子レンジをフル活用した料理研究家としての顔も持つ。

引用元:hmv.co.jp

現在も棚原安子さんは「山田西リトルウルフ」の指導者としてグランドに立つ日々を送る。これまでに指導した人数は1200人に上るとか。夫の長一さんも数年前まではグランドに立っていたが、今は要介護状態となっているため奥さんの安子さんが面倒を見ているそうです。

チーム野球指導者でも愛称は「おばちゃん」

少年野球チームと言えど、チームに入ってしまえば指導者に対しては「監督」と言わざるを得ないと思います。しかし「山田西リトルウルフ」は指導者をあえて「おばちゃん」と言わせているのだとか。それにはこんな理由があります。

「なんで私が自分のことを『おばちゃん』って呼ばせているかといったら、権力を持ちたくないからなんです。権力を持った人って、子どもからしたらめっちゃ怖いんです。権力を持たないでチームをまとめていくことが大事なんですわ」

引用元:predident.jp

山田西リトルウルフには監督の罵声は聞こえてこないそうです。昨今では行き過ぎたスポーツ指導が問題になることも少なくありませんが、棚原安子さんが大事にしたいのは子供たちの自主性なんだそう。野球指導に携わりながらも、野球だけでない子供の「考える力・生きる力」を伸ばし続けたいという希望があります。

棚原さんの目的は試合に勝つためでも、未来のプロ野球選手を育てることでもなく(実際にはいるのだが)、あくまでも子どもたち一人ひとりに自立して生きる力を授けることにあるという。目に見える業績を追い求めることなく、50年の長きにわたって組織を維持していくのは、至難の業だろう。

引用元:predident.jp

学校の部活動や少年野球チームなどであれば、ついつい大人が熱くなってしまい、業績や結果を求めてしまうことが多いが、棚原安子さんは人間の根底的な部分から育て上げる方針なのでしょう。野球だけでなく子供の生活、更にはその後の人生においても役立つような指導法をしているのです。

「うちは小学校1年生で入団してきたときから、自分でお湯を沸かしてお茶を入れて持ってきなさい、ユニフォームは自分で洗いなさいって指導しているんです。なのに、監督やコーチが保護者にお茶を入れさせてたらサマにならないでしょう。だからうちは、練習を見たかったら見にきて下さいって、それだけなんです。運動好きな保護者の中にはジャージを着てくる人もいるんで、私がノックしてあげるんです」

引用元:president.jp

また野球の練習の時間確認も自分で電話をかけてさせているようです。連絡網などは作らずあえて子供自ら電話をかけさせることで、「相手に電話をする時の練習になるから」という理由で行っているそうです。

棚原さん曰く、「今の親子は距離が近いので何かと干渉しがち…」であると言います。そうすると子供は「親がやってくれるものだ」と思って自分で動かなくなってしまう…そうすると子供の自立心を妨げてしまう原因なるため「親がやったらあかん!」という題名で書籍も出されいます。

その結果は冒頭でも説明した通り、日本中でメンバー不足に苦しむ少年野球チームが多いなか、「山田西リトルウルフ」は部員140人を誇り、いつも大盛況。全国でも屈指の規模を誇り、OB・OGは実に1200人を超える。指導者の人数も約30名と半端ではなく、そのほとんどがリトルウルフの卒業生とその保護者によって占められています。

人気の理由はやはりこのチームに入ると、「子どもたちが自立して、社会できちんと通用する人間に育つ」と評判だからです。棚原さんは言います、「プロ野球選手を育てるのが目的やない、世の中でしっかり働ける子を育てたいんや」と。

確かに全員がプロ野球選手になれるわけではないですが、世の中の一流の選手を見ていればとても人間力が高いですよね。それは野球だけの世界に限ったことではないです。「どこの世界へ行ってたとしても役に立つ人間になる」ということをモットーに棚原さんは野球を通して子供たちを成長させていくのが最大の目的とやりがいなのだということを感じます。

 

 

 

 

 

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